日本の音楽シーンは80年代になるとインディーズという概念が生まれてきました。
90年代のサブカル前夜、80年代のアングラシーン誕生といったところでしょうか。

日本のパンクロックシーンというのはそういうインディーズ精神から生まれてきたバンドも多く、パンク道をつき進んだり、ハードコアな方向に向かったり、はたまたイギリスなどの海外アーティストに負けじとニューウェーブの方向に進んだりと多様を極めます。

メジャーシーンでアイドルや演歌などがお茶の間の歌番組を賑わしているときに、全国のライブハウスでは個性の塊とも言えるようなﾊﾞﾝﾄﾞ達がうねうねと活躍していました。
中には過激なパフォーマンスでライブハウスを締め出されるアーティストまで登場します。

しかしながら熱心なファンも多く、彼等が作り出した名盤は口コミでおすすめとして今に至るまで輝きを放っており日本のみならず世界の音楽シーンに大きな影響を与えています。

K2レコードではそういった日本のパンク/ニューウェーブのCDを数多く取り扱っております。

厳密に言うと「正にパンク」「正にハードコア」「正にニューウェーブ」なバンドもいますが、80年代から90年代にかけてアングラシーンに活躍していた個性的なアーティストたちの集まりという感じです。

じゃがたら、ＩＮＵ、人生、メスカリンドライブ、ケラ＆ザシンセサイザーズ、ｻﾊﾞｰﾄﾌﾞﾚｲｽﾞ、アウシュヴィッツ、戸川純、ヤプーズ、ラフィンノーズ、アナーキー、フリクション、ルースターズ、ARB、大江慎也＆花田裕之、ザ・スターリン、サンディー、ムーンライダーズ、ﾉｰﾗｲｾﾝｽ、CTOラボ、ｄｉｐなどなど一筋縄ではいかないけれど一度は聴いておきたいアーティストたちです！