ブラジルの音楽というとボサノヴァやサンバが思い浮かぶ事でしょう。ラテン系の音楽の中でも親しみの深いジャンルではないでしょうか。他にもパゴーチやショーロなど様々なスタイルがあり、昨今はハードッロックやヘヴィメタルバンドも多く輩出しています。
ボサノヴァはカフェやヘアサロンなどの落ち着いたところでBGMに使われていたり、ナイロンストリングスのアコースティックギターで軽快なフレーズを紡ぎながら囁くようなヴォーカルの心地良さが人気の理由でしょうか。
ただ、ボサノヴァは日本で言う演歌的な物だとしてあちらの若者は聴かないというような説もあり、本国との受け止め方がやや違うようです。
ブラジルの音楽の歴史と言えば、やはりトロピカリズモ(トロピカリア)を忘れてはならず、カエターノヴェローゾやジルベルトジルなどは従来のブラジルミュージックに、様々な要素を取り入れブラジル音楽の発展に一役買い多くの名盤を生み出しました。
歌詞においても社会的なものが書かれたり、様々な意見も噴出しましたが、それらは音楽に留まらず、ブラジルの芸術全般に影響したと言われています。
ブラジルは我々の知らないところで様々な音楽が発展しているところとも言えるかもしれません。
K2レコードではそういったブラジルのCDを数多く取り扱っております。 ボサノヴァ、サンバはもちろん、とりわけジャズと関わりの深いジャズサンバや女性ヴォーカル物を集めたりしています。
おすすめアーティストはアイアート・モレイラ、アストラッド・ジルベルト、アナ・カラン、アントニオカルロスジョビン、エリス・レジーナ、オスノーボスバイアーノス、オムニバス、カエターノ・ヴェローゾ、ケイシー・コスタ、サルバドールトリオ、サンバランソトリオ、ジャウマ・ヂアス、ジョアンジルベルト、ジルベルト・ジル、ステファン・サンフアン、セルジオ・メンデス、タイグアラ、テノーリオジュニオル、ドミンギーニョス、トンゼー、ナラ・レオン、ホジーニャ・ヂ・ヴァレンサ、ホベルタリマ、マリオ・カストロ・ネヴィス、マルコス・ヴァーリ、マロ、マンフレッドフェスト、ムタンチス、ルイス・ボンファ、ルーカスサンターナ、ワルター・ワンダレイ、など伝統的なブラジルミュージックからある意味プログレッシブなアーティストまで様々です!
エリスレジーナ /インロンドン
その伸びのあるヴォーカルに誰もが共感するブラジル音楽を代表するライブ盤!
マロ/マロ
サンタナの弟、ホルヘサンタナのバンド!ラテンロックとも言えるアツい内容です!
ドミンギーニョス/ドミンゴ・メニーノ・ドミンギーニョス
心地よいアコーディオンの音が素晴らしいのです!名うてのミュージシャンもゲスト参加!
セウジョルジ/ ライフアコースティック
ポルトガル語でデヴィッドボウイをカバー!何故ここまで気持ちよく魅惑的なのか!?
カルトーラ/愛するマンゲイラ
66歳のデビューアルバム!優しいメロディー&ヴォーカルと絡む管楽器が心地よい!
ルーカスアルーダ /サンバディ
ブラジリアンメロウグルーヴの名盤として今後語り継がれる1枚です。クラブテイストの心地よさもあり!
サルバドールトリオ / トリステーザ
ジャズボッサの名盤。レアグルーヴファンにも人気のアルバムです!
ガルコスタ/ インディア
ジルベルトジルプロデュースによるガルコスタの代表作。ジャケット写真はガル本人だそうです。
ジョルジベン / アフリカブラジル
ファンクやロックの要素を組み入れたブラジル音楽史上に残る名盤です。クラブミュージック界隈では多くのDJにも取り上げられてきました。
マルコスヴァーリ/プレヴィザォン・ド・テンポ
サウンドテクスチャーの交錯が気持ちいい前衛ポップミュージックの名盤とも言える1枚です。もちろん普通に聴いていても楽しく聴けるところがこの盤の凄いところ!
セルジオメンデス/マジック
いまだに第一戦でブラジル音楽会を引っ張るセルメン!ジョンレジェンドやカルリーニョス・ブラウンを迎えて作られた意欲作!
ムタンチス/ムタンチス
ブラジリアンサイケデリックの大名盤!トロピカリズモを経由したブラジルの音楽の楽しさを発見出来る1枚です。