ネオアコ、ネオアコースティックは日本独特のジャンル分けの名称で、本国では通用しないそうです。
何がネオなのか、当時はわけも分からず70年代のフォークミュージックをオシャレにした感じだからと勝手に思ってましたが、どうも70年代のパンクムーヴメント以降のポストパンク期にリバイバルしてきたシーンに「ネオ」をつけるのが流行っていたようで、巧いこと付ける人がいるものです。
パンク以降のポストパンク、ニューウェーブ期に生まれたインテリでデカダンな音楽性の流れから、数々の名バンド、名盤が産まれました。レーベルとしてはポストカード、チェリーレッド、クレプスキュール、クリエーション、サラ等が有名です。
ジャムのポールウェラーらによるモッズ経由のスタイルカウンシルの「カフェブリュ」、フェルトやベンワットの「ノースマリンドライヴ」に代表される瑞々しいアコースティックギターで奏でられる内省的で繊細な歌声の作品、バリトンボイスやホーンなども取り入れててサウンドにゴージャス感をだしてみたり、ラテンの要素を取り入れたり、ジャカジャカとアコギを掻き鳴らすジャングリー系やパパパ系など呼ばれる純粋に楽しいギターポップなどスタイルを変えながらも、ドーターやスクール、ボルドーといったバンドに継承されています。
また日本ではフリッパーズギターやカジヒデキ等の渋谷系の流行からフレンチポップ、スウェディッシュポップなども巻き込んだ一大ムーヴメントとなりました。
RECOMMENDED ARTISTS&BANDS
K2レコードではそういったネオアコ/ギターポップのCDを数多く取り扱っております。
おすすめアーティストはアズテックカメラ、イーストビレッジ、ヴァセリンズ、ウィークエンド、ウェザープロフェッツ、ウエディング・プレゼント、エドウィン・コリンズ、エドウィン・コリンズ、オレンジ・ジュース、ギャングウェイ、クローズロブスターズ、ゴー・ビトゥイーンズ、コメダ、パステルズ、ジャズブッチャー、ジョセフK、テレビジョンパーソナリティーズ、ドリーム・アカデミー、トレイシーソーン、パールフィッシャーズ、ハッピーデッドメン、フェルト、フランク&ウォルターズ、ブルーボーイ、フレンズ、ペイル・ファウンテンズ、ヘップバーンズ、ヘブンリィ、ベル・アンド・セバスチャン、ベン・ワット、マックスアイダー、ルシンダシーガー、ルビナーズ、ロディ・フレイムなどグッドメロディー、グッドソングの宝庫です。