カテゴリー別アーカイブ: ロック

シガーロス「takk」

たぶんこれが一番ポップさと彼らの独特さのバランスが良い塩梅の05年作品、「takk」です。

MEWの「アンドザグラスハンデッドカイツ」と共に05年のキラキラ代表作品と勝手に位置付けています。

両作とも目を閉じて聴いてると、翼が生えてきて飛んで行けそうな気分にしてくれる曲が有るのでプレイリストから外せません。

ベルモンツ「ザッツマイデザイア」

ホワイトドゥワップグループの草分け的存在のという説明よりも、山下達郎のお気に入りグループで、オンザストリートコーナーにも収録されている「ザッツマイデザイア」がはいったアルバムですよ!の方がわかりやすい「シガーズアカペラキャンディ」です!

元々は60年代にディオン&ザ・ベルモンツ(のちにディオンが脱退)として活動していたメンバーが70年代に復活して制作された作品で、完璧すぎるハーモニーに素直に感動させられます!

ビーズワックス「サウスオブボアダム」

ナチュラルにエモーショナル、ナチュラルにひんやりとした雰囲気が漂うメロディアスなギターロックがじわじわと沁みてきて、この切ない気持ちをどうしてくれる!と訴えたくなるノルウェーのバンドです。

この2ndアルバム「サウスオブボアダム」、USインディ勢とテーマは似たようなものなんでしょうけれど、北欧産ならではの空気感とボーカルのピュアさで胸キュン具合に違いがあります!

マリアンヌフェイスフル「ノースカントリーメイド」

初期の可憐な印象の彼女を象徴する英国トラッド、英国フォーク作品66年の「ノースカントリーメイド」です。
バートヤンシュ、ドノヴァン作品やトラッドを丁寧に歌い上げているのを聴いていると、この後の彼女の人生はとても想像つかないのですが、それはさておき英国トラッドファンの方々にぜひ聴いていただきたい一枚です。

トムペティ”I Won’t Back Down”

いわゆるアメリカンロックの大御所で、日本と海外では人気に温度差のあるアーティストでした。

こういうアーティストは日本にいるファンは結構熱狂的な方が多く、語りだすととまらないという人も多いので今回の訃報に大きなショックを受けておられる方も多いことでしょう。

「I Won't Back Down」悲しみに負けずにやっていきましょう。

ジェイムステイラー「スウィートベイビージェイムス」

今なお現役で瑞々しい歌を聴かせてくれるSSWの71年作品「スウィートベイビージェイムス」です。

なぜか心を落ち着かせてくれる声と淡々と牧歌的なメロディで、どの作品を聴いてもある意味ハズレ無しなのですが、やはり昔からあるこの作品が一番しっくりきます。

フラリッポリッピ「ロンリーハーバー」

初期は北欧のジョイ・ディヴィジョンと称されたノルウェーのグループです。

この5th「ロンリーハーバー」はかなり大人な雰囲気。

あと3歩ぐらいで洗練されたアーバンポップになりそうなのだけど、北欧の血がそうさせないのか何処かいなたい憎めないサウンドです!

ラーバンド「ミステリー」

手に取るのがちょっぴり恥ずかしいジャケットデザインも、音も80年代ど真ん中なその名も「ミステリー」!

きらびやかなシンセサウンドにメロウでスウィートな女の子ボーカルがはまりすぎで、妙に胸キュン!

エレクトリックソウル、近未来サウンドファン必聴です!

バートヤンシュ「ジャックオライアン」

タイトルのせいでオリオン座を見ると思い出すこの作品、66年の3rdアルバム「ジャックオライアン」です。

ソリッドで渋いフレーズが結構アグレッシヴで刺さる刺さる!何でもこれには、かのジミーペイジが大いに影響を受けたそうです。

のちに連名作品やペンタングルを組むことになるジョンレンボーンも参加しています。

ストローブス「ドラゴンフライ」

英国トラッドとプログレッシブロックが程よく融合した印象の70年作品ジャケットのまんま「ドラゴンフライ」です。

イエス以前のリックウェイクマンが今作では少し関わっています(次作ではもっと絡んでいます)。

チェロやフルート、シタールといったいかにもアシッドフォークな幻想古色然とした音世界に浸りたいときにオススメです!