アニメソングとは時代により、表情や背景が変わってきており、鉄腕アトムなどの黎明期の作品辺りから紐解いていくと、J-POPや歌謡曲よりも時代を表しているといえるかもしれません。
70年代の子ども中心のアニメありきの「アニソン」の骨格が出来上がった時代。名曲も多々生まれ、今でもアレンジを変え歌い継がれているものが多くあります。
80年代には70年代の「子ども」だけでなく「大人」も少し楽しめるようなアレンジや曲調のもの、J-POPのアーティストが歌うものなども現れてきます。
多くのアニメの原作である、少年誌を中心とする「漫画」の変化は当然これらに影響を与えていることでしょう。
90年代はタイアップが当たり前のようになり、J-POPであり、アニソンでもあるという名曲が多く生まれ、アニメの枠を超えたところで流行歌として聴かれるようになってきます。
一方、「エヴァンゲリオン」のようにアニメありきのアニソンもまた注目されてきていましたが、これらは70年代と違い「大人」の層も大きく巻き込み、00年代に続いていく「アニメが子供のもの」だけでなくなったことを宣言するような現象だったのではないでしょうか。
現在はクールジャパンと呼ばれて久しい日本のアニメ。そこに付随する「アニソン」も多種多様化し、歌謡曲調のものから、ハードロック、ジャズファンク、テクノ、ラテンなど様々なジャンルを下敷きにしています。
アニメに興味はないけれど、クリエイターに興味があってアニソンのサントラを聴くという人もいるぐらいです。
時代と共にアニソンの存在、接し方、聴き方も確実に変わってきています。
K2レコードではそんなアニメソングのCDを数多く取り扱っています。
「化物語 音楽全集」「スペースバイオチャージ」「とある魔術の楽曲目録」「NARUTO ナルト」「映画ドラえもん主題歌大全集」「YURUYURI」「北斗の拳」「宇宙船サジタリウス」「松本零士の世界」「スペースダンディ」「おそ松さん」「コブラ・ソングコレクション」「スラムダンク・テーマソング集」「マクロスF」「キテレツ大百科」「ルパン三世カリオストロの城MUSIC」「頭文字D」「マクロスF劇場版」「サザエさん音楽大全」「耳をすませば」「あしたのジョー」「まるまるぜんぶちびまる子ちゃん」「カウボーイ ビバップ」「ミュージックフロムエヴァンゲリオン」「攻殻機動隊」など、老若男女、新旧交え聴いて頂いているアニソンがいっぱい!