カテゴリー別アーカイブ: おすすめ

いわゆる、ザ・隠れ名盤なパトリシアスコットの「ONCE AROUND THE CLOCK」

ステージに立っている姿を見るだけでウットリしてしまいそうな色香漂う美人さんの59年の作品です。

ダイナミックな演奏に負けない張りのあるリズミカルな歌唱、色っぽい低音とかわいらしい高音ボーカルを曲によって使い分けたりして、歌の楽しさを存分に味わわせてくれます。

フィルウッズのソロも聴きどころ!

軽快さを感じるベティベネットのヴォーカルアルバム

上品で巧みなボーカルと、軽快さと気品のあるビッグバンドサウンドでモノクロの洋画を観ているような気分にしてくれる55年の作品です。

当時の夫:アンドレプレヴィンを筆頭に、ショーティーロジャースやバーニーケッセル、フランクロソリーノ、シェリーマンら錚々たるメンツが参加しています。

クリスマスの曲が素敵です。

雨の日が待ち遠しくなる?スー・レイニーの「雨の日のジャズ」

印象的なエメラルドグリーンのジャケット、つい気になってしまう情緒的な邦題も素敵な60年の作品です。

とても10代とは思えないしっとりとした情感豊かな歌声、雰囲気のあるフルートなどのサウンドを生かしたアレンジもゴージャスかつ上品で、これを聴いていれば雨の日もゴキゲンに過ごせそうです!

熱帯ジャズ楽団は楽しいんです

オルケスタデラルスのメンバーだったカルロス菅野率いるラテンジャズビッグバンドの通産10作目です。

「ムーンライトセレナーデ」や「夜も昼も」、「茶色の小瓶」などスタンダードジャズをゴージャスなラテンサウンド、ビッグバンドアレンジで聴かせてくれます!

サンバのリズム、カリオカで踊りましょう

78年にサンバカリオカ名義でリリースされたフュージョン作品です。

野性味あふれるサンバのリズムにしびれる曲や星空が似合うロマンティックな曲など、どの曲も刺激的かつ気品がある素敵な一枚です!

高中正義、坂本龍一、村上PONTA秀一がゲスト参加なのも豪華!

ネイティヴサンを聴きながら「夏」を感じましょう

バハマ諸島のスタジオで録音された南国テイストたっぷりのインストミュージック!

ジェットスキーや遊覧船、ダンスパーティーなどのレジャー感、やしの木の下でお昼寝、水平線に沈む夕日を想起させるリラクシンな雰囲気までゴージャスなトロピカルサウンド満載です!

「あ、聴いたことある」ベスト5ぐらいに入るルベッツ

「シュガーベイビーラヴ」が突出して大人気の70年代英国ポップバンド。

50年代チックなドゥワップコーラスやのんびりした雰囲気のバブルガムポップは流行り廃りに関係ないサウンドせいか、今なお世界中で人気で、なんと今年2017年に40年ぶりに日本でも公演するそう。

ファルセットが健在か気になるところ。。。

ロジャーニコルズは今最も聴かれるべきソフトロックかもしれません

ソフトロックといえばこのサングラスジャケットを思い浮かべる方が多いでしょう。

ポールウィリアムスとの共作などで多くの名ポップスを送り出し、そのマナーはその後のポップス史に大きな影響を与えた名作家さん。
日本でも渋谷系のアーティストには大きな影響を与えていることでも有名です。

ここに収録のビートルズやバカラック、ラヴィンスプーンフルのカバー作品も見事な手腕でより洗練されて聴こえます!

ボーブラメルズのサイケ感にハマる

ヴァンダイクパークス参加の67年作品です。

プロデュースはレニーワロンカーでまさにバーバンクサウンドの代表作とも言える一枚!

アメリカンルーツ特有の哀愁漂うメロディとしゃがれ目のボーカルは不思議と泥臭さがなく、木漏れ日のきらめきを感じさるサイケデリックフォーク作品に仕上がっています!

ルーツを自然に受け継ぎ表現するキティー・デイジー&ルイス

レインコーツのメンバーがお母さんというサラブレッド兄弟バンドです。

1950年代以前に迷い込んだようなヴィンテージサウンドで踊れるロックンロールやスウィングやカントリーを聴かせてくれます。

丁寧にかつ楽しみながら作られたのがビシビシ伝わってきてウキウキニヤニヤさせてくれるニクイ兄弟です!