カテゴリー別アーカイブ: サウンドトラック

不穏すぎる「ゴーンガール」のサントラ

デイヴィッド・フォスターの1stこそ真のスルメ盤!?

多くのアーティストに輝きを与え、映画に素晴らしいサウンドで深みを与える名プロデューサーで名作曲家のデビューアルバムです。

彼がそれまでに手がけたサントラ作品が中心なのでほぼインスト作品なのですが、情感たっぷりでつい聴き入ってしまいます。

オリビアニュートンジョンとのデュエット「best of me」もウットリです!

デヴィッドリンチの映画のサントラ

25年ぶりによみがえった「ツインピークスリターンズ」でも話題ですね。
WOWOW契約した人もおられるのでは?

この人は映画やドラマのサントラセンスも抜群です。
画像はテクノコーナーに置いているアルバムなのですが、サントラコーナーへもGOです。

ちなみに、「マルホランドドライブ」のサントラには"マツコの知らない世界"でかかってる「星に語れば」が収録されています。
歌っているリンダ・スコットのアルバムもいいですよ!

90年代ロックシーンをあらわしたサントラ盤

シングルスのサウンドトラック

あまり日本では話題になりませんが、キャメロンクロウが監督した「シングルス」という映画があります。
ラブコメ的な内容で、どこにでもあるような・・・と言えばそうなのかもしれません。

音楽ファンの一部は、そのサウンドトラックに注目しました。ポールウェスターバーグ、アリスインチェインズ、サウンドガーデン、パールジャムといった90年代初期のロックシーンを動かしたいわゆる「オルタナ系」のアーティストがラインナップされていたからです。

キャメロンクロウはこの選曲について「当時のシアトルシーンのミックステープのようなもの」と表現しています。
映画の中にも各々のメンバーが出演しているシーンもあります。

このアルバムを聴くと当時のことを思い出して、映画のシーンも頭に浮かび、無性にシアトルに行きたくなってしまいます。

25周年という事でデラックス盤も発売されたようです。

PS
クリスコーネル(サウンドガーデンVo)が亡くなったのは本当に衝撃的でした。ご冥福をお祈りします。

華麗なるエンニオモリコーネの世界

セルジオ・レオーネ監督とのコンビで「マカロニ・ウェスタン」系の作品のサントラで聴かれている方が多いのでしょうか?
メタリカもオープニングSEに彼の作品を使っています。

イタリア映画といえば、そのサウンドトラックはラウンジ系の観点からのいわゆる「おしゃれ系」な音が詰まったアルバムとしても人気が高いことでも知られています。

そんな彼の(ほんの少しではありますが)代表作を紹介します。

フォーカス
ドゥルスポンテスをVoに起用しこれまでのモリコーネミュージックに歌をつけたもの。
素晴らしい化学反応で、ユーロポップとしても興味深い1枚です。

ゼロの世代/タランチュラ
モンド系のコンピとしても紹介される前者と、気だるい雰囲気を醸し出す後者。
どちらもさすがモリコーネと言いたくなる様なサントラです!

殺しが静かにやってくる/さらば恋の日 どちらもヨーロピアンテイスト溢れる叙情性に 心打たれるメロディに加えモリコーネの実験性の部分も垣間見れます。

シシリアン
メインのアレンジが音だけ聴くと「?」となったりしますが、
風景を思い浮かべるとハマりまくって心地よすぎます。
モリコーネマジックの真骨頂!

アンタッチャブル
1920年代のシカゴを暗躍する男達の背景が浮かんできそうな、
ゾクゾクするような瞬間を音で切り取った快感を味わえます!

エクソシスト2
前作のチューブラベルズがあまりにも有名ですが、
本作①もかなりキテます!
ロックな手法も取り入れたりと、ある意味転機になった作品では?

海の上のピアニスト
劇中の重要曲が省かれていたりするのですが、
旋律に刻まれる人生の移ろいをこの1枚で表しているかのような感動に出会えます!

ロリータ 哀しげなメロディーにうっとりしていると、 60年代ジャズ風のアレンジがあったりと、心揺さぶられる1枚

ニューシネマパラダイス
ロマンティックで優しさで満ち溢れた1枚です。
映画を見た人は勿論、見ていない人も涙がこぼれるかも!

黄金の館
野望と欲望に満ちた男の決意と、崩壊を荒らした秀逸な1枚!
魔術のようなモリコーネサウンドを体感!

「ルーブル美術館」や「続・夕陽のガンマン」など、ここで紹介していないアルバムももちろんレンタルできます!

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