カテゴリー別アーカイブ: ジャズ

アニタ・オディ「アニタ・シングス・ザ・モスト」

Anita O'day  Anita Sings the Most

アニタ・オディ 「アニタ・シングス・ザ・モスト」

オスカーピーターソンの小気味よいピアノをバックにハスキーで表現豊かに歌われるアニタオデイの人気盤です。

1曲目、「S Wonderful"/"They Can't Take that Away from Me」からその表現力に引き込まれてしまい、2曲目のTenderlyでうっとり・・・。
そのまま30分ちょっとの時間があっという間に過ぎてしまいます。

ジャズヴォーカルものの代表作ではありますが、ジャズというジャンルを超えたポピュラリティを持ち合わせていますので、女性ヴォーカルもののポップスなどが好きな方にもおすすめ。

少しヴォリュームを上げてオスカーのピアノのタッチを楽しみながら、アニタの声に包まれるように聴いて下さい!

オスカーピーターソン「オスカーピーターソンの世界」

oscar peterson waltzing is hip

オスカーピーターソン「オスカーピーターソンの世界」

録音が良いことでも知られるMPSレーベル。
このアルバムも特に良い鳴り方をすることで有名。スピーカーやイヤホンのサウンドテストに使う人もおられます。

ダイナミックでテクニカルなジャズピアノを堪能したければまずこのアルバムの①を聴いてください!
途中のドラムブレイクでのハイハットの鳴り方もゾクゾクします。

その後、ブレイクから立ち上がってくるピアノの押し寄せるような展開に鳥肌立ちまくってしまいます。

大きなスピーカーで鳴らしたいですね!

ハンクモブレー 「ロールコール」

hank mobley rallcall

ハンクモブレー「ロールコール」

ハンクモブレーの代表作。
客演のフレディ・ハバードの艶っぽいトランペットとハンクモブレーの暖かいテナー。

①ではアートブレイキーの「始まるで!」と言わんばかりのソロから始まるハードバップバトルとでも言いたくなるような迫力ある楽曲に、二人のラッパが絡んで行きます。

それぞれのスピーカーから交互に切り替わって聴こえる瞬間などはなかなかの鳥肌。
有名かつ定番だからこそ改めてじっくり聴きたいアルバムです。