カテゴリー別アーカイブ: 60年代

モンゴサンタマリア「ウォーターメロンマン」

ラテンパーカッションやラテン音楽のイメージ通りの陽気でノスタルジックでゴージャスな雰囲気が味わえる65年の「ウォーターメロンマン」です!

他にも「この曲めっちゃ聴いたことあるわ」となるお馴染みのラテンナンバー、ジャズが目白押し!

ちょっと毛色の違うものを聴きたい時などにオススメです!

ジョンハートフォード「同」

飄々とした歌の裏で鳴っているテクニカルかつ軽快なバンジョーが、どこまでも続く平野を想起させる曲を中心に、とぼけたインストやストリングスやホーンをゴージャスに使用した楽曲など、アメリカンルーツファンならどの曲も楽しめる69年のセルフタイトル作品です。

ラモーンズのカバーでも有名。ジャン&ディーン「サーフシティ」

ブライアンウィルソンに曲を作ってもらった「サーフシティ」が収録された63年の「SURF CITY」です。

アメリカのご当地ソングを彼ら流にカバーした作品ですが、この「サーフシティ」が無かったら彼らの名は今ほど知られてなかったかもしれないぐらい運命的な曲!

ラモーンズも「アシッドイーターズ」でカバーしています。

ロイウッド「ボールダーズ」で聴く多重録音の妙技

ムーヴとELO(エレクトリックライトオーケストラ)とウィザードで活動しながら制作された本人名義の1stソロアルバム「ボールダーズ」です!

リリースは73年ですが、製作そのものは60年代で、ほぼ一人で多重録音を駆使して作ったそうです。

天性のポップセンスが光るグッドメロディといろんな楽器を使用した楽しいサウンドでほのぼのできます!

もっとたくさんの人に聴いてほしい名盤!

オスカーピーターソンのウエストサイドストーリー

オスカーピーターソンの力強いピアノのタッチとアドリブが、ウエストサイドストーリーの喧騒にハマっています。
レイブラウンのベースもいい味を出しており、バラードでの包み込み感は素晴らしい!

映画公開の翌年に録音されているのですが、バーンスタインの名曲たちをオスカーピーターソンに弾かせたい!と思ってしまうのも無理はありません。プロデューサーはこの完成度を予想していたのでしょう。

映画やミュージカルを知らなくてもワクワク、うっとりしてしまう名盤!

ビッグバンドとの親和性が高いウエストサイドストーリー

スタンケントン楽団の「ウエストサイドストーリー」はこの映画が好きな方ならワクワクしながら聴けると思います。

ビッグバンドアレンジによる新たな解釈は、バーンスタインのオリジナルにも匹敵する躍動感や瑞々しさに満ちています。

1962年のグラミー賞も受賞。

雨の日が待ち遠しくなる?スー・レイニーの「雨の日のジャズ」

印象的なエメラルドグリーンのジャケット、つい気になってしまう情緒的な邦題も素敵な60年の作品です。

とても10代とは思えないしっとりとした情感豊かな歌声、雰囲気のあるフルートなどのサウンドを生かしたアレンジもゴージャスかつ上品で、これを聴いていれば雨の日もゴキゲンに過ごせそうです!

ドアーズ まぼろしの世界

ドアーズの「まぼろしの世界」に行きたい

ドアーズといえば「ハートに火をつけて」が有名ですが、この「まぼろしの世界」も多くのファンがいるアルバムです。

やっぱり好き嫌いかかわらず、このアルバムジャケットを見たら「!?」って思いますよね。
で、聴き始めるとその世界観がぶわ~~っと広がってきます。

サイケデリックであったり、プログレッシブであったり、ストーナーであったり・・・と今でこそいろいろな解釈も出来るこの60年代後半の大名盤なのですが、もし、「ハートに火をつけて」で止まっているリスナーさんがおられたら、ぜひこの「まぼろしの世界」にも触れてみてください。

幻想的で幽玄な35分間。抜け出せないっっっ!!