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「西海岸組」と制作されたデヴィッドブルーの「ナイス・ベイビー・アンド・ジ・エンジェル」

当時のアメリカの音楽シーンの中心となりつつあった米西海岸に拠点を移して制作された73年の5thアルバムです。

デイヴメイスン、デヴィッドリンドレー、グレンフライ、ジェニファーウォーンズらが参加し、名盤とされる「ストーリーズ」とはまた違ったブルー節を味わえます。

周りの人脈にかなり恵まれているのに大ヒット出来ないところがいかにも孤高のアーティストな感じでまた素敵。

名盤にヒット曲はいらないと思ってしまうマイケルマクドナルドの「思慕」

ワイルドな印象だったドゥービーブラザーズを、その風貌からは想像できない都会派に変貌させた張本人の初ソロ作品です。

アップテンポなナンバーは80年代のアメリカ映画のオープニングを想起させるところがあって、とてもワクワクさせられます。

コレっていうヒットは無いんですが、このハスキーでソウルフルな声は迫力満点で痛快です!

バックメンバーも凄いが歌詞も深いランディーニューマン「Little Criminals」

たくさんの名画、ディズニー作品のサントラを手がけ、今なお現役の天才音楽家。

ライクーダーやイーグルスの面々が参加した77年の5th邦題「小さな犯罪者」。

物語を感じさせる各曲タイトル、シンプルなのに濃密さを感じさせる詞とメロディ、聴いていてリラックスさせてくれる米西海岸サウンドで、彼の70年代の代表作と言っていいでしょう。

後ろのミュージシャンシップも見え隠れするリンダロンシュタットの名盤

70年代の女の子シンガーで一番かわいいとずっと思ってましたが、今改めてみるとズーイーデシャネル(シー&ヒム)に似てる気がする。

この8thアルバム「夢はひとつだけ」はオールディーズやストーンズのカバー、ウォーレンジヴォン、エリックカズ、JDサウザー作品を伸びやかで表現力たっぷりの歌声で披露。

1曲目は映画「ブロークバックマウンテン」で使用されました。