晩年のマイルスデイヴィスを支えた名ベーシストのひとり:マーカスミラーと、力強い美旋律で聴き手を魅了するミシェルペトルチアーニの共演ライヴ作品「ドレフュスナイト」です!
ケニーギャレットやレニーホワイトといったマイルスと関わりのあった共演陣らとの「TUTU」やペトルチアーニのオリジナル「ルッキングアップ」の鳥肌物のピアノなど、あまりの密度の濃さと豪華さに圧倒されます!
晩年のマイルスデイヴィスを支えた名ベーシストのひとり:マーカスミラーと、力強い美旋律で聴き手を魅了するミシェルペトルチアーニの共演ライヴ作品「ドレフュスナイト」です!
ケニーギャレットやレニーホワイトといったマイルスと関わりのあった共演陣らとの「TUTU」やペトルチアーニのオリジナル「ルッキングアップ」の鳥肌物のピアノなど、あまりの密度の濃さと豪華さに圧倒されます!
オスカーピーターソンの力強いピアノのタッチとアドリブが、ウエストサイドストーリーの喧騒にハマっています。
レイブラウンのベースもいい味を出しており、バラードでの包み込み感は素晴らしい!
映画公開の翌年に録音されているのですが、バーンスタインの名曲たちをオスカーピーターソンに弾かせたい!と思ってしまうのも無理はありません。プロデューサーはこの完成度を予想していたのでしょう。
映画やミュージカルを知らなくてもワクワク、うっとりしてしまう名盤!
体感温度を少し下げてくれそうなECM作品はいかがですか?
ノルウェー出身ならではのひんやりとしたピアノの音色ですが、歌心たっぷりで意外とポップな印象も受けるピアノトリオ作品です。
メランコリックなフレーズ、どこか思わせぶりで気品のある盛り上がりについつい酔わされてしまいます。
体感温度を少し下げてくれそうなECM作品はいかがですか?
イタリアのピアニストのトリオ作品です。耽美的でゆったりとした曲調ですが、ところどころ不穏な空気が漂っていて、イタリア=陽気なイメージがまったく感じられません。
音色に冷たさは無いのですが、ちょっと寒気すら感じさせる面もある不思議な作品です。
ガイコツジャケなのでハードロックかメタルのCDに見えてしまいますが、ネオサーフ×レゲエミクスチャーなアコースティックサウンドがメインで、たまにパンキッシュなところも見せつつゆるーい感じで聴かせてくれます。
海に行った帰りの車とかで聴くといい感じかもしれません。
現代イスラエルジャズシーンの代表的ピアニストの4thアルバムです。
ノスタルジーを誘うオリエンタルな雰囲気を時折覗かせるところや果てしなく広がる砂漠を思わせるようなスケール感、キラキラときらめく太陽光と風を思わせるピアノのフレーズは時間の流れを忘れさせてくれます。
今作はグレッチェンパーラトが2曲参加して彩を添えています。
エディパルミエリが7月に来日するということで、これはもう見ておくしかないなと。
80歳になられてもまだまだ現役の御大は精力的にライブを行っています。
前々回ぐらいの来日公演もブルーノートで見ましたが、すごい気迫でバンマス・オブ・バンマスという感じで終始圧倒されました。
最近といっても2年ぐらい前ですが、「DOIN' IT IN THE PARK」邦題:プレイグラウンドバスケットボールという映画でサントラを担当していましたが、ニューヨークのバスケ事情を描いた町の風景に、エディパルミエリのピアノやグルーヴは本当にマッチしていました。
(バスケ好きの方もこの映画は必見!)
ニューヨークのサルサシーンのリビングレジェンドで生き字引のような存在ですので、また圧倒されまくりながら楽しみたいと思っています。
画像の「ルクミ、マクンバ、ヴードゥー」はレアグルーヴの人たちには有名な(?)1枚で、ヴードゥーなんて題がついてるのですが、ちょっとそんな雰囲気もかもしつつ、どこかプログレっぽい時間の歪みも感じることの出来る名盤です。
セロニアスモンクはソロ作品がなにかと話題になりますが、このトリオ編成のアルバムもなかなかです。
変人だとか、ユニークだとかそういうのはがちがちのジャズマナーに則って考えるからそうなるのであって、特に多種多様な音楽が出てきた今聴くと普通に心地よく、たまにフックがあって(いわゆるユニークなところ?)、なんならピアノジャズのお手本のひとつとしても良いかもしれないぐらいです。
このアルバムはアートブレイキーがドラムをたたいているのですが、ジャズメッセンジャーズのパワフルで煽りまくるドラミングとはまったく違い、モンクのピアノを際立たせる裏方に徹しています。
アートブレイキーマニアな方なら、ニヤっとするフレーズも盛り込まれているかもしれません。
なんならジャズに興味の無い人が、聴き始めに聴くのが良いかもしれません。
変人はこんな優しい音は出せません。だから、ちょっとセンチな空間になるかもしれませんが・・・。春を待ちながら聴きましょう。
"つづれおり"が非常に有名なキャロルキングですが、この"ミュージック"もほっこりと、そしてじっくりと聴き込みたくなる名盤です。
「Growing Away From Me」のコーラスハーモニーの美しさ。そして、ピアノはもとより、管楽器のあたたかさも聴いていて幸福感が増してきます。
「Some Kind Of Wonderful」のギター、パーカッションなどのアコースティック楽器たちが織りなす優しさは特筆ものです。
一音一音しっかりと、でもあえて分離させすぎないようなセッティングで聴きたい1枚。
オスカーピーターソンの小気味よいピアノをバックにハスキーで表現豊かに歌われるアニタオデイの人気盤です。
1曲目、「S Wonderful"/"They Can't Take that Away from Me」からその表現力に引き込まれてしまい、2曲目のTenderlyでうっとり・・・。
そのまま30分ちょっとの時間があっという間に過ぎてしまいます。
ジャズヴォーカルものの代表作ではありますが、ジャズというジャンルを超えたポピュラリティを持ち合わせていますので、女性ヴォーカルもののポップスなどが好きな方にもおすすめ。
少しヴォリュームを上げてオスカーのピアノのタッチを楽しみながら、アニタの声に包まれるように聴いて下さい!