レインコーツのメンバーがお母さんというサラブレッド兄弟バンドです。
1950年代以前に迷い込んだようなヴィンテージサウンドで踊れるロックンロールやスウィングやカントリーを聴かせてくれます。
丁寧にかつ楽しみながら作られたのがビシビシ伝わってきてウキウキニヤニヤさせてくれるニクイ兄弟です!
レインコーツのメンバーがお母さんというサラブレッド兄弟バンドです。
1950年代以前に迷い込んだようなヴィンテージサウンドで踊れるロックンロールやスウィングやカントリーを聴かせてくれます。
丁寧にかつ楽しみながら作られたのがビシビシ伝わってきてウキウキニヤニヤさせてくれるニクイ兄弟です!
のどかなアメリカンルーツミュージックにゆるーいヒップホップグルーヴを合わせて、風通しの良さと心地良いテンポでリラックスさせてくれるGラヴ。
めちゃくちゃ男前なのに脱力オトボケ気味な彼自身の雰囲気が音楽にも凄く現れている感じがします。一緒に鼻歌ハミングしながらのんびり聴いてみて下さい。
ナイジェリア出身のテクニカルギタリストさん。
この作品はちょっと丸くなってる印象もありますが、過去の作品が尖り過ぎてたのかもしれません。
よくギターが壊れないなあ、と思わせるぐらい迫力の有る弾けるギターサウンドはかなりインパクトが有りました。
K2の70年代隠れ名盤コーナーでも隠れ人気のスティーブグッドマン。
いわゆるフォークロック、カントリーロックなアメリカンミュージックです。
この「サムバディ・エルスズ・トラブルズ」にはボブディランが変名で参加していたり、デヴィッド・ブロムバーグの名前も見えたりとミュージシャンズミュージシャンであることが判りますね。
軽快なテンポのカントリーロックにはさまれるスライドギターがまた気持ちいいのです。
カバー中心のアルバムですが、そこはデヴィッド・T.ウォーカーさすがのアレンジ。
なんでしょうか、このトーン。聴いているとどんどん涙腺が緩んで来る感じ。
でも、泣きの種類で言うと嬉し泣きかな?
メロウでエモーショナル。当然技術も大事ですが、音作りもやっぱり重要だなあと思わせてくれるアルバムです。
キャロルキングのカバーで、多くのソウル/ポピュラーアーティストにカバーされている"Brother Brother"でのギターはまさに本領発揮といった感じ。
スティービーワンダーのカバー"Superstition"では鋭いカッティングも聴けます。
イヤホン/ヘッドフォンでじっくりその妙技を堪能するも良し、スピーカーでそのトーンの存在感を楽しむも良し。出来る限りいい環境で聴きたい1枚です。
3曲目を除きインストです。
デレクトラックスというとオールマンブラザーズやテデスキトラックスの印象でサザンロック、ブルースロックという印象が強いのですが、ワールド、フュージョン系のスケールの大きい楽曲にもデレクのスライドがここまでマッチするんだなあと感動します。
デレクの名義ではもう10年以上前に出たアルバムなので聴かれている人も多いはずですが、最近のデレクの活躍ぶりで逆に遡れていない人もおられると思いますので、そういう方は是非。
先述したワールド、フュージョン的な楽曲、アレンジが多い事もあって、逆にデレクのスライドするギターの響き方が印象に残るかもしれません。
フルートとまったりバトル(?)する1曲目は浮遊感もいっぱいである意味サイケです。
がっつりエージングが完了した大きめのスピーカーで部屋いっぱいにならしたいアルバムです。
ビヨンセが演じた映画「キャデラックレコード」のモデルとしても有名なエタジェイムズの名盤。
「My Dearest Darling」のコブシの聴いたシャウトはブルース、R&Bのシンガーの中でも屈指のシャウトで、多少割れ気味になるのですが、そういう細かいこだわりを超えた感動があります。
表題曲「At Last」の歌詞は比較的聴き取りやすい英語で歌われていますのでダイレクトにその感情が伝わってくるでしょう。
絶妙にアレンジされたストリングスも、切なさあふれる感情を表現するのに非常に効果的。
ソウルミュージックのまさに「ソウル」の部分を存分に味わえるこの1枚は疑似モノラルなどにして、出来ればスピーカーでちょっと音量を上げて、その「声」の素晴らしさを正面から受け止めたいですね。