カテゴリー別アーカイブ: ロック

その名はバレット!!

リックライト、デヴィッドギルモアも関わったソロ2作目。

孤高のサイケデリックっぷりにじわじわと切なさが何故か増してきて癖になります。

クーラーの効いた部屋より、うちわとか西瓜片手に昭和というか70年代っぽい気分で聴きたくなるのはなぜでしょう・・・。
一緒にピンクフロイドのメソメソした「炎~あなたがここにいてほしい」も合わせてどうぞ!

ドゥーム/ビンテージ/オカルトな人間椅子のライブ盤

1stアルバムのライヴツアーを観た時まさかこのバンドが四半世紀以上続くとは思わなかった、と言ってしまうと失礼な話ですが、それぐらい「地下室」なバンドだったんです。

数年前日本版オズフェスに出たことで、改めて多くの洋楽ファンにもその音が届き、何回目かの黄金期といってもいいのでは?

聴かず嫌いは勿体無い独特の詞の世界や不気味かっこいいベース、ギターリフ。
ライブで聴ける絶品完コピのカバーも素晴らしいですよ。カバーだけど「ディスイズ椅子」な世界が凄いんです。

サイモンフィリップスのスネアの音がまたいいんです

最近は上原ひろみのトリオのドラマーとして活動しているサイモンフィリップス。

幼少期からセッションドラマーとして活躍。70年代の大物ミュージシャンたちとは一通りかかわってるんじゃないでしょうか。

ジェフポーカロの後任でTOTOにいた事も有名です。ともにスーパードラマーであり様々なミュージシャンの屋台骨を担ってきた偉人といえるでしょう。

ブラックグレープは踊れるロックなのです

ハッピーマンデイズのショーンライダーの別ユニットが20年ぶりに3rdアルバムをリリース。

ハピマンよりシャープな印象(というかハピマンがゆるい?)のダンサブルサウンド。

20年ってなかなかのブランクですね。
最近は本体のみならずこういうサイド(?)プロジェクトの再始動なんかもあって結構嬉しいファンは多いのではないでしょうか?

リリースのニュースがあれば過去作品を聴くきっかけにもなるでしょうし、オジサンたちは懐かしく、若い方は新鮮に聴こえ・・・。

プレイヤーのスタートボタンを押した瞬間に、時代をサクッと切り取ってくれるのが音楽の良いところですねえ。

画像の「イッツ・グレート・ホエン・ユーアー・ストレート…YEAH」は全英1位を取った名盤です。

タニヤドネリーと言えばベリー?

クリスティンハーシュとのスローイングミュージズやキムディール(ピクシーズ)とのブリーダーズでもお馴染みのタニアドネリーのバンドです。

今までもちょこちょこベリーとして再結成ライブやソロ活動をしていましたが、23年ぶりにアルバムを制作する予定だそうです。

あのドリーミーなポップソングはいまだ健在でしょうか?楽しみです。

ちなみに、アーティストとして正反対な(?)印象のクリスティンハーシュも昨年久々に新作を出していたようですね。

ジェットとブラッディビートルーツ

オーストラリアのガレージロックバンド、ジェットとイタリアのトラッシュEDMユニット、ブラッディビートルーツがコラボ曲をリリースしたようです。

ジェットは2012年に解散したのですが、今年復活してフジロックに出演。
iPodのCMで曲が使われて、当時iPod人気とあいまってK2でもかなりの人気者さんでした。

ガレージロックリバイバルなんてのもありましたねえ。

2cellosの「チェロヴァース」

NTTドコモのCM曲などでも有名な2チェロズ。
Mステに出演したりと曲だけでなく、そのイケメンにほれ込んだ方も多いのでは?

画像のアルバムはチェロ2台でポップスからロック、HRHM、ヒップホップまで幅広くカヴァー。
AC/DCのカバーでいつぞやのフジロックは大盛況だったようですね。

カバーから原曲をたどるのも面白いですよ!

ケイジジエレファント

しっかりロックを「鳴らす」バンドがケイジ・ジ・エレファントなのです

ケイジジエレファントは荒くれガレージサウンドなのに「アメリカンルーツや70年代ハード大好き!」な雰囲気が曲の端々に出てくるケンタッキーのバンドです。

リバイバルサウンドは今後いつの時代も現れてくるでしょうが、そういったバンドの中でもルーツをたどって自分たちの個性を出しているバンドはK2でも人気者さんです。

今年のグラミーのロックアルバム受賞し、いよいよどメジャーな存在になるかな?

もうすぐアコースティックアルバムがリリースされるようです。

ドアーズ まぼろしの世界

ドアーズの「まぼろしの世界」に行きたい

ドアーズといえば「ハートに火をつけて」が有名ですが、この「まぼろしの世界」も多くのファンがいるアルバムです。

やっぱり好き嫌いかかわらず、このアルバムジャケットを見たら「!?」って思いますよね。
で、聴き始めるとその世界観がぶわ~~っと広がってきます。

サイケデリックであったり、プログレッシブであったり、ストーナーであったり・・・と今でこそいろいろな解釈も出来るこの60年代後半の大名盤なのですが、もし、「ハートに火をつけて」で止まっているリスナーさんがおられたら、ぜひこの「まぼろしの世界」にも触れてみてください。

幻想的で幽玄な35分間。抜け出せないっっっ!!

90年代ロックシーンをあらわしたサントラ盤

シングルスのサウンドトラック

あまり日本では話題になりませんが、キャメロンクロウが監督した「シングルス」という映画があります。
ラブコメ的な内容で、どこにでもあるような・・・と言えばそうなのかもしれません。

音楽ファンの一部は、そのサウンドトラックに注目しました。ポールウェスターバーグ、アリスインチェインズ、サウンドガーデン、パールジャムといった90年代初期のロックシーンを動かしたいわゆる「オルタナ系」のアーティストがラインナップされていたからです。

キャメロンクロウはこの選曲について「当時のシアトルシーンのミックステープのようなもの」と表現しています。
映画の中にも各々のメンバーが出演しているシーンもあります。

このアルバムを聴くと当時のことを思い出して、映画のシーンも頭に浮かび、無性にシアトルに行きたくなってしまいます。

25周年という事でデラックス盤も発売されたようです。

PS
クリスコーネル(サウンドガーデンVo)が亡くなったのは本当に衝撃的でした。ご冥福をお祈りします。