カテゴリー別アーカイブ: ロック/オルタナ系

ロブゾンビ「ヘルビリー・デラックス 」はヘヴィ+ポップ+オカルト

アイリッシュトラッドをポピュラーなロックへ。クランベリーズ「ドリームス」

名曲”Swallowed”収録のブッシュ「レザーブレードスーツケース」

フロントマンのギャヴィンの男前ぶりも手伝ってデビュー作から大ヒットを飛ばしたグランジ以降のオルタナバンドの2ndアルバム「レザーブレードスーツケース」です。

スティーヴアルビニ先生がプロデュースで、確か暫くアメリカのバンドと思い込んでた記憶があります。。今聴いてもカッコイイ「Swallowed」が大ヒットしました。

どんどんスケールが大きくなるミューズの音

ブリットポップブームも終わりきった頃に現れた3ピースバンドのなつかしのデビュー作!
当時はこんなにビッグなバンドになるとは全く想像していませんでした。

スウェードやレディオヘッドっぽいなあと結構お気に入りでしたが、改めて聴くとスケール感とかダイナミックさがデビュー作とは思えないクオリティ。

ヘッドライナー向きの音してますね。

“アメリカンインディーズ”テイストなUK脱力系のクリブス

90年代アメリカンインディーズの影響を受けたと思しき、カレッジ系のギターロック。

聴けば、元気が出そうなんですがすぐにおなかが減ってしまいそうな感じです。
学生時代に昼休みが大好きだった人にオススメしたいサウンド(??)

ただ、00年代のバンドらしく、単に先輩たちの真似をしましたでは終わらず、サウンドコラージュ的なアレンジや、隠し味風の重ね録りなど所々「!」となるのも面白いのです。

インダストリアルに方向転換したスキニーパピーの問題作!?

カナダのインダストリアルバンドの86年作品です。

音はいかついしボーカルも何だか怖いのにポップさエンターテイメント性を潜ませていて、後のミニストリーやナインインチネイルズはもちろん、マリリンマンソンもきっと影響受けているのだろうと思わせる曲がいっぱいですよ!

ペイブメントを聴くと優しくなれるんです

えー!デビューしていいの???

ぐらいのスカスカヘロヘロ感たっぷりのチープサウンド&ボーカルなのに、妙にキャッチーできらめいたノイジーサウンド!

グランジをナードにしたような雰囲気は、ナードなヒップホップを聴かせるアンチコン勢と同様、音楽に対する無垢な感情やひたむきな愛を感じさせて何だか憎めません。

正にごった煮サウンドのワンリパブリック「ネイティヴ」

前作まではマルーン5ファンにオススメなソウルフルな歌声と生楽器を多用したインディフォーク~R&Bな印象だったのですが、さらにEDM色を加えたりと才能を開花させた今作。

アヴィーチーやカイゴなど疾走感のあるアコースティックサウンド×EDMがお好きな方にも気に入っていただけそうな爽やかサウンドです

カセットで聴きたいスライトリーステューピッド

ガイコツジャケなのでハードロックかメタルのCDに見えてしまいますが、ネオサーフ×レゲエミクスチャーなアコースティックサウンドがメインで、たまにパンキッシュなところも見せつつゆるーい感じで聴かせてくれます。

海に行った帰りの車とかで聴くといい感じかもしれません。

意外と(?)幅広く愛されるロスロンリーボーイズ

名前からしてラテンミクスチャーと思いきや、ほんのりラテンノリのアメリカンルーツロックを聴かせてくれる3人兄弟。

兄弟のせいかコーラスもギターも息が合っていて、爽やかなノリの良いサウンドはドライヴにもぴったり!

サンタナのファンの方やテックスメックス好きの方にもオススメです!