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ポストロック、マスロックの向こう側へとんでいきそうなチョン

インストポストロック、マスロック以降を感じさせるインストプログレッシヴ3ピースが2017年の朝霧ジャムにやってきます!

テクニカルで予測不可能な展開という決まり文句に加えて、彼らの素敵なところはクリーンなギタートーン!ロバートグラスパーやフライングロータス周辺がお好きな方にもお試しいただきたいバンドです!

シティポップの源流とも言えるピーターゴールウェイ

スワンピーなのに爽やかグルーヴィーなサウンドで日本のSSWたちに多大な影響を与えたフィフスアベニューバンド、オハイオノックスなどの中心人物のソロ作品です。

60年代と70年代のスタイリッシュな部分を切り取ったかのような洗練されたポップスが詰まっています!

シュガーベイブ周辺がお好きならぜひ聴いてみてください!

オスカーピーターソンのウエストサイドストーリー

オスカーピーターソンの力強いピアノのタッチとアドリブが、ウエストサイドストーリーの喧騒にハマっています。
レイブラウンのベースもいい味を出しており、バラードでの包み込み感は素晴らしい!

映画公開の翌年に録音されているのですが、バーンスタインの名曲たちをオスカーピーターソンに弾かせたい!と思ってしまうのも無理はありません。プロデューサーはこの完成度を予想していたのでしょう。

映画やミュージカルを知らなくてもワクワク、うっとりしてしまう名盤!

ビッグバンドとの親和性が高いウエストサイドストーリー

スタンケントン楽団の「ウエストサイドストーリー」はこの映画が好きな方ならワクワクしながら聴けると思います。

ビッグバンドアレンジによる新たな解釈は、バーンスタインのオリジナルにも匹敵する躍動感や瑞々しさに満ちています。

1962年のグラミー賞も受賞。

“アメリカンインディーズ”テイストなUK脱力系のクリブス

90年代アメリカンインディーズの影響を受けたと思しき、カレッジ系のギターロック。

聴けば、元気が出そうなんですがすぐにおなかが減ってしまいそうな感じです。
学生時代に昼休みが大好きだった人にオススメしたいサウンド(??)

ただ、00年代のバンドらしく、単に先輩たちの真似をしましたでは終わらず、サウンドコラージュ的なアレンジや、隠し味風の重ね録りなど所々「!」となるのも面白いのです。

ジェフポーカロも参加したもっともAORらしいランディエデルマンの「イフ・ラヴ・イズ・リアル」

いまやハリウッドで映画音楽の巨匠となった彼の若かりし日の作品です。

洗練されたロマンティックなメロディラインとピアノがなんとも70年代のアーバンナイト。

あのサビ直前の盛り上がってくる瞬間が何とも言えません。
ジェフポーカロが参加しています。

サマソニにやってくる稼ぎ頭、カルヴィンハリス

フォーブスの発表によると、今一番稼いでいるDJだそうで、サマソニではいろんな意味で拝んでおいた方がいいかもしれませんね。

この「モーション」はジョンニューマンやハーツ等を起用していてちょっと大人な感じ。

弾けたいならリアーナやアヤマラールが参加している「18マンス」がオススメです!

マイペースな吟遊詩人、ジョナサンリッチマン

このジャケだけ端正な顔立ちでシュっとして写ってるので爽やかに歌い上げててそうですが、もちろんそれは皆無!

何だか目に入ったもの思いついたことを歌いっぱなしているようでいて、実は何か深いことを歌ってるのかと思わせるところは何だかランディニューマン的だなあと。

キャメロンディアスの「メリーに首ったけ」で大々的にフィーチャーされてます。

インダストリアルに方向転換したスキニーパピーの問題作!?

カナダのインダストリアルバンドの86年作品です。

音はいかついしボーカルも何だか怖いのにポップさエンターテイメント性を潜ませていて、後のミニストリーやナインインチネイルズはもちろん、マリリンマンソンもきっと影響受けているのだろうと思わせる曲がいっぱいですよ!

ペイブメントを聴くと優しくなれるんです

えー!デビューしていいの???

ぐらいのスカスカヘロヘロ感たっぷりのチープサウンド&ボーカルなのに、妙にキャッチーできらめいたノイジーサウンド!

グランジをナードにしたような雰囲気は、ナードなヒップホップを聴かせるアンチコン勢と同様、音楽に対する無垢な感情やひたむきな愛を感じさせて何だか憎めません。