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ノルウェーのポップマエストロ、ソンドレラルケ

端正な顔立ちと、決して巧くはないけどナチュラルでソフトな歌声のノルウェーの青年。

ネオアコやクラシック楽器をフィーチャーしたゴージャスポップは、エルヴィスコステロ、ロンセクスミスやアダムグリーン、ディヴァインコメディがお好きな方にオススメです。

超絶テクニックでも優しい音色のトミーエマニュエル

超テクニカルでキレがあるのにものすごく温かい音色にほっこりさせられるオーストラリアのギタリストさんです。

めちゃくちゃ速弾きなのに音の響きが柔らかいのでテクニックをひけらかす感じが全く無く心地よく聴けます。

クリスマスアルバムもあるのですが、ホームクリスマスにぴったりです!

70年代の空気を運んできてくれるインクレディブルストリングバンド

アート集団「FOOL」による目の覚めるハデハデケバケバな極彩色ジャケットで度肝を抜く名盤2ndアルバムです。

英国トラディショナルも米国ルーツもワールドミュージックも呑み込んだ、プログレッシブ~サイケデリックフォークそして70年代のアシッドフォークの先駆的作品という意味でも重要作。

と堅苦しいことは置いといて、なんともテクニカルなのに自由奔放な雰囲気でどこかスピリチュアルな空気も漂う不思議な聴き心地の一枚なのです。

正にごった煮サウンドのワンリパブリック「ネイティヴ」

前作まではマルーン5ファンにオススメなソウルフルな歌声と生楽器を多用したインディフォーク~R&Bな印象だったのですが、さらにEDM色を加えたりと才能を開花させた今作。

アヴィーチーやカイゴなど疾走感のあるアコースティックサウンド×EDMがお好きな方にも気に入っていただけそうな爽やかサウンドです

「西海岸組」と制作されたデヴィッドブルーの「ナイス・ベイビー・アンド・ジ・エンジェル」

当時のアメリカの音楽シーンの中心となりつつあった米西海岸に拠点を移して制作された73年の5thアルバムです。

デイヴメイスン、デヴィッドリンドレー、グレンフライ、ジェニファーウォーンズらが参加し、名盤とされる「ストーリーズ」とはまた違ったブルー節を味わえます。

周りの人脈にかなり恵まれているのに大ヒット出来ないところがいかにも孤高のアーティストな感じでまた素敵。

ECMでのアコースティック作品は叙情的なビルコナーズ

体感温度を少し下げてくれそうなECM作品はいかがですか?

リターントゥフォーエヴァーの「第7銀河の讃歌」のエレクトリックギタリストとしても有名な彼ですが、ECM作品ではアコースティックギターの腕前を披露。

フュージョンギタリストでの弾きまくりからは想像の付かない、風通しの良さと、奥行きのある景色を感じさせる、叙情的。どこか旅情をもそそる作品です。

ノルウェーのピアニスト、トルドグスタフセン

体感温度を少し下げてくれそうなECM作品はいかがですか?

ノルウェー出身ならではのひんやりとしたピアノの音色ですが、歌心たっぷりで意外とポップな印象も受けるピアノトリオ作品です。

メランコリックなフレーズ、どこか思わせぶりで気品のある盛り上がりについつい酔わされてしまいます。

イタリアのピアニスト、ステファノバターリア

体感温度を少し下げてくれそうなECM作品はいかがですか?

イタリアのピアニストのトリオ作品です。耽美的でゆったりとした曲調ですが、ところどころ不穏な空気が漂っていて、イタリア=陽気なイメージがまったく感じられません。

音色に冷たさは無いのですが、ちょっと寒気すら感じさせる面もある不思議な作品です。

チェロでヘドバンするアポカリプティカ

チェロでロックする2チェロズより遥か古からチェロでメタルを奏でているフィンランドのバンドです。

こちらは最近ではドラムスがいたりボーカリストを迎えたり、カバーもメタル主体なので一般的ではありませんが、世界中のメタルファンの熱い支持を得ています。

チェロは座って演奏するものだと思っていましたが、彼らは仁王立ちでヘドバンしながら演奏することもあってなかなか壮観!舞台栄えします。

涙腺を刺激するマリリオンの世界

80年代のネオプログレッシヴシーンを支え、以降も独自の世界観を大切にしたコンセプト的作品を発表し続けているUKのバンドです。
時にポンプ(豪華な)ロックと言われたりもしていました。

日本人好みのエモーショナルさは、コンセプトや歌詞の意味を知らなくても、おいおい泣けるドラマティックな内容です。

「夢も希望も無いわ~」と落ち込みそうになった時に聴いてみたら気分転換になるかもしれません。。。