71年のセルフタイトルアルバム。
軽やかに流れていくフォークサウンドに時折崇高な瞬間がどの曲にも存在します。
それは彼女の美しい声だったり、クラシック音楽や宗教音楽にも通じる絶妙なフレージングや音の流れだったりで、聴く度に優しい気持ちに触れたような気分にさせられます。
71年のセルフタイトルアルバム。
軽やかに流れていくフォークサウンドに時折崇高な瞬間がどの曲にも存在します。
それは彼女の美しい声だったり、クラシック音楽や宗教音楽にも通じる絶妙なフレージングや音の流れだったりで、聴く度に優しい気持ちに触れたような気分にさせられます。
このジャケだけ端正な顔立ちでシュっとして写ってるので爽やかに歌い上げててそうですが、もちろんそれは皆無!
何だか目に入ったもの思いついたことを歌いっぱなしているようでいて、実は何か深いことを歌ってるのかと思わせるところは何だかランディニューマン的だなあと。
キャメロンディアスの「メリーに首ったけ」で大々的にフィーチャーされてます。
端正な顔立ちと、決して巧くはないけどナチュラルでソフトな歌声のノルウェーの青年。
ネオアコやクラシック楽器をフィーチャーしたゴージャスポップは、エルヴィスコステロ、ロンセクスミスやアダムグリーン、ディヴァインコメディがお好きな方にオススメです。
当時のアメリカの音楽シーンの中心となりつつあった米西海岸に拠点を移して制作された73年の5thアルバムです。
デイヴメイスン、デヴィッドリンドレー、グレンフライ、ジェニファーウォーンズらが参加し、名盤とされる「ストーリーズ」とはまた違ったブルー節を味わえます。
周りの人脈にかなり恵まれているのに大ヒット出来ないところがいかにも孤高のアーティストな感じでまた素敵。
フェアポートコンヴェンションの名ギタリストで今なおソロ作品を制作し続けている英国の天才音楽家さん。
脱退後の初ソロ作品はジャケットからして意表を付く鬼才さあふれる作品です。
英国的陰りが漂ういい感じのトラッドフォークとして聴き流すこともできますが、時折どこかに連れて行かれそうになるサウンドや旋律にドキっとさせられます。
J-POPのカバー集ですが、アコースティックを基調に「あの声」でカバーしているとなると、やはり他のカバーアルバムとは違った個性で楽しませてくれるという予想を裏切らない1枚。
1年間の移ろいをテーマに選曲されていて、それぞれの季節に合った名曲たちがセレクトされています。
南野陽子の「はなしかけたかった」、松田聖子の「白いパラソル」、榊原郁恵の「 夏のお嬢さん」、プリンセスプリンセスの「世界でいちばん熱い夏」など。
アラフォー世代はそろそろ涙腺も緩んでいるでしょうから、懐かしさも手伝って涙とお酒が進む事でしょう・・・。
「思い出のアルバム」とか幼稚園で歌った記憶が甦りました。
バックトラックはそのままにヴォーカルだけの差し替えですが、なぜか新曲を聴いている感覚に!リミックス効果がここまで出たアルバムも珍しい?
フォークの要素も残っていて、路地裏からメインストリームを伺いながら街歩きしているような・・・。「自分だけの場所」でニヤニヤしながら聴きたいですね。
何かが始まる!そう予感させてくれるポップスがいっぱい。事実このアルバムから日本のロックは変わったと言っても過言ではありません。夏にやり残したことは秋にやればいいのです。
ものすごくドリーミー。ナイアガラサウンドを通した60年代ポップの傑作ともいえる本作。何を想って夢見て寝ましょうか・・・。
名盤、ジノヴァネリ「ナイトウォーカー」のバックミュージシャンが終結し、職人気質のウエストコーストサウンドが堪能できる1枚。夏の終わりの夕暮れ時にどうぞ。
オジサンと言われるようになって、仕事の帰り道に聴いたら号泣してしまうかもしれないアルバムです。でも涙の後に楽しい人生はきっと待っている!そんな思いに駆られることでしょう。
「熱き心に」「夢で逢えたら」など他アーティストへの提供曲をセルフカバー!ノスタルジーと新たなワクワクが共有できる奇跡の1枚!
ジャパニーズファンクの開眼!?ファンキーですがドープすぎず、心地よいグルーヴが聴き手を包みます。いつも、もうちょっと大きい音で聴きたくなるのです。
あのキラキラした80年代の風が吹いてきそうな1枚。アーバンメロウというにふさわしい瑞々しいメロディーが心地よいのです!
"つづれおり"が非常に有名なキャロルキングですが、この"ミュージック"もほっこりと、そしてじっくりと聴き込みたくなる名盤です。
「Growing Away From Me」のコーラスハーモニーの美しさ。そして、ピアノはもとより、管楽器のあたたかさも聴いていて幸福感が増してきます。
「Some Kind Of Wonderful」のギター、パーカッションなどのアコースティック楽器たちが織りなす優しさは特筆ものです。
一音一音しっかりと、でもあえて分離させすぎないようなセッティングで聴きたい1枚。