カテゴリー別アーカイブ: 70年代

スティーブグッドマン「サムバディ・エルスズ・トラブルズ」

スティーブグッドマン

スティーブグッドマン「サムバディ・エルスズ・トラブルズ」

K2の70年代隠れ名盤コーナーでも隠れ人気のスティーブグッドマン。
いわゆるフォークロック、カントリーロックなアメリカンミュージックです。

この「サムバディ・エルスズ・トラブルズ」にはボブディランが変名で参加していたり、デヴィッド・ブロムバーグの名前も見えたりとミュージシャンズミュージシャンであることが判りますね。

軽快なテンポのカントリーロックにはさまれるスライドギターがまた気持ちいいのです。

元祖三大ギタリスト・ジミーペイジ

Jimmy Page

レッドツェッペリン  彼らはハードロックなのかそれともファンクなのか・・・ そこの線引きはともかくこのバンドには超人しかないのは確かでしょう。 このバンドの技術力はどんな演奏パートの人間でも憧れてしまうと思います。 ジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズ、ジョン・ボーナムと楽器隊だけでなくボーカリストとしての技術力どれを取っても最高峰のメンバーで構成されています。 特徴はキレのいいギターリフを作り上げるジミー、アレンジ面だけでなくベースの技術力も高いポール、ツェッペリンの特徴とも言える高音域で高い歌唱力を持つロバート、彼にしか出せない卓越したグルーヴ感にパワフルさも兼ねそろえたボンゾともうハードロックの域を超えたバンドなのです。ドラムをやっていた事のある私はやはりボンゾのドラムには憧れてしまいました。  ツェッペリンの音楽性というものは非常に独特でハードロックという枠付けだけでは中々説明が出来ない楽曲などが存在しています。ファンク、サイケデリック、民族音楽など幅広い音楽性を取り入れた上で彼らの音楽は作られ、毎回のアルバムでファンを楽しませてくれます。何よりただファンクなどを演奏するのではなく「レッド・ツェッペリン流」というアレンジをしてしまうのが素晴らしいし、それが彼らをここまで大きな存在にしたのだと思います。名曲「天国への階段」ではクラシック界の人間からお墨付きも貰ったほど。今でもロックだけでなくヒップホップの世界からも彼らを評価する声は多いとういう話です。  個人的に彼らのバンドとしての幕引きもまたカッコいいと思ってしまいます。ドラムのボンゾが亡くなった際に他のドラマーを入れる事も考えたがやはり彼のドラミングには誰も敵わないという事での解散でとてもスッキリした答えであるなと思いました。やはり、ドラムが変わるとバンドの色が大きく変わってしまい悪くなるという事もしばしばあり、最近ではアヴェンジド・セブンフォールドのドラマーが亡くなり他のドラマーが入りましたが聴いていて物足りなさなどを感じてしまい結果的にそれがバンドとして魅力が落ちたという感覚になってしまいます。ツェッペリンの新しいアルバムはもう聴けないけども彼らが残した功績はとてもとても大きい物です。  レッド・ツェッペリン『コーダ(最終楽章)2015 リマスターデラックス』  1985年に発表した作品のデジタルリマスターです。しかし、ただのリマスターではなくGt.ジミー・ペイジによる最新リマスタリング・シリーズです。以前からジミー・ペイジ本人による過去作のリマスターがリリースされてきましたが今回はそれの最終章みたいです。クリアになったサウンドがより周りの音を聴きやすくなった為、臨場感溢れる感じになっています。リマスターデラックス版はとても豪華な仕上がりになっています。ディスク1では『コーダ』のリマスタリング内容となっており、1曲目「ウィア・ゴナ・グルーヴ」から始まります。Dr.ジョン・ボーナムの何ともファンキーでグルーヴィーなドラムサウンドが繊細に表現されています。ボンゾの細かいスティックさばきが全体的に聴きやすくなっています。7曲目「モントルーのボンゾ」ではボンゾとパーカッションによるセッションが行われているのですが、80年代テクノの感じがするパーカッションにボンゾの自由なリズムが合わさってリズム楽器の面白さと奥床さというのを堪能することができます。何よりディスク2からが豪華なのです。別ミックスと未発表音源で構成されています。個人的にはディスク2に収録されている「モントルーのボンゾ」の方が迫力があってより一層ボンゾらしいドラムが表現できている作品になっていると思います。ディスク3ではボンベイオーケストラによる「フォー・ハンズ」、「フレンズ」などが収録されていて新鮮で面白いツェッペリンを体験することができるでしょう。全体的に感じたのは偉大なドラマー、ジョン・ボーナムへのリスペクトと愛でした。それをメンバーであるジミー・ペイジが表現するというのがとても感動的です。  レッド・ツェッペリン『プレゼンス』  開口一番「アキレス最後の戦い」というメンバー全員が圧迫してくる様な曲でこのアルバムは幕を開けます。何とも切迫した空気感を感じるこのアルバムで特にその空気を感じる曲だと思います。 というのも裏話をするとだいぶスケジュールに悩まされて作ったアルバムで、ジミー・ペイジも相当苦労したそうな。予定を伸ばす事も出来たけど間延びするのが嫌で集中力を極限まで高めた上で挑んだこのアルバムはセールスこそイマイチだったものの聴く人を満足させる出来栄えとなっています。その他の曲は全体的にヘヴィなサウンドのファンクという感じでベースのグルーヴ感、ドラムの切れ味鋭いファンクドラム、それに重なるようにキレのいいギターが入ったりで体が自然と乗ってしまうような楽曲が多いです。しかし、最後の「一人でお茶を」では疲れ果てたメンバーを表現しているようなスローバラード。ソファーでぐったりとして何もしたくないよと言ってる様な雰囲気が出ています。ジミー・ペイジの焦りと不安と執念のような物を感じるアルバムとなっています。  レッド・ツェッペリン 『レッド・ツェッペリン IV』  ツェッペリンのアルバムの中でも最も売れたアルバムです。私自身もツェッペリンはこのアルバムから入りました。ハードなロックとアコースティックで構成されたロックの二つに分けられて構成されたアルバムです。その二分化はとてもハッキリとしています。開始2曲はハードな路線で1曲目の「ブラック・ドッグ」ではボーカルとバンドの掛け合いがあったり、2曲目の「ロックン・ロール」ではその名の通りストレートなロックンロールなナンバーとなっています。そして、3曲目と4曲目ではアコースティックな部分が見えてくるのですが4曲目の「天国への階段」はもう名曲中の名曲ですね。アコースティックとハードロックの融合で1曲の中に3部も構成があり後半になるにつれ激しさを増して来ます。ここでもジョン・ボーナムのテクニックは最高に冴えていて、コンビネーションをここまで入れてくるかと当時真似しようとしてました。ボンゾ好きとしては是非6曲目の「フォー・スティックス」も聴いて欲しいところ。民族音楽的で変拍子を使ったギターリフに対し激しいドラムが合わさって来ますが叩く際にドラムスティックを4本持って叩いたということで、その発想が独特なサウンドを作り出しました。アルバム全体的で好きな曲が多く、これで初めてツェッペリンに入った私でも満足できたので是非お初の方はこのアルバムを聴いてみてはいかがでしょうか。

K2 RECORDS(K2レコード)は、 大阪ミナミの日本橋(でんでんタウン) にある音楽専門の CDレンタルショップ です。
洋楽ロックや国内J-POPはもちろんのこと、マニア垂涎のレア盤・珍盤から輸入盤・インディーズ・効果音・サンプリング音源まで幅広く在庫し、アルバム10万タイトル以上を有するCDライブラリーとなっております。

もちろん関西以外の方でも入会して頂けます!京都や兵庫、奈良、和歌山、滋賀、三重といった大阪以外からのお客様には、郵便による返却(ポスト投函)が好評です。

CD、バンドTシャツなどの買取もやっておりますのでお気軽にお尋ね下さい。
買取ページ
http://cd-kaitori.k2records.xyz/

大阪市浪速区日本橋3-6-3 
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OPEN:12:00-22:00
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K2レコードの会員様が聴きまくった(?)プログレアルバムベスト9 (9月編)

U.K.「U.K.」

U.K.「U.K.」

第3期クリムゾンのメンバーが中心になって結成。時代はニューウェーブなシーンにブリティッシュロックの誇りを叩きつけたゲキアツな1枚!

イエス「海洋地形学の物語」

イエス「海洋地形学の物語」

賛否両論ありつつもイエスの最高傑作とする人も多く、聴くほどに何かが見つかるアルバムです。10年前に「?」な人も今聴いてみよう!

キング・クリムゾン「ライヴ・アット・オルフェウム」

キング・クリムゾン「ライヴ・アット・オルフェウム」

2015年の来日公演の予習として聴いていた方も多いのでは?現代版クリムゾンを体験できるライブ盤です。

ASIA「エイジア・ライヴ・イン・サンフランシスコ」

ASIA「エイジア・ライヴ・イン・サンフランシスコ」

30周年を記念してオリジナルラインナップでのライブです。日本公演のテイクも含まれているのが嬉しいですね!

キースティペットグループ「Dedicated to You But You Weren't Listening」

キースティペットグループ「Dedicated to You But You Weren’t Listening」

ソフトマシーンやキングクリムゾンに参加する(していた)メンバーからなるユニット。基本的にはアバンギャルドなジャズロック。

コーマス「ファースト・アッターランス」

コーマス「ファースト・アッターランス」

管楽器が絡み合い、独自の世界感をかもし出すコーマスの代表作。少しホラーの入ったファンタジーな感じがたまりません。

タンジェリン・ドリーム「フェードラ」

タンジェリン・ドリーム「フェードラ」

アナログシンセサイザーを利用したポピュラーアルバムでは必ず語られる代表作かつ名盤です。聴いてる間は宇宙旅行です。

カン「エーゲバミヤージ」

カン「エーゲバミヤージ」

ポップながらやっぱり捻くれているという印象なのがこのアルバム。実はその印象がこそ結局カンの最良の褒め言葉なのかもしれません。

トリアーデ「1998サバツィオの物語」

トリアーデ「1998サバツィオの物語」

イタリアンロックの中でもELPのような音を出すオルガンロックバンドです。時折入ってくるチェロも印象的です。

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何?!その展開!シンフォロック~ジャズロックファンにオススメのイタリアンロック

オザンナ「パレポリ」

オザンナ「パレポリ」

切なさすら覚える静の部分と「走りだしたら止まらない」状態の動の部分の対比、美と狂気が表裏一体なフルート、クサクサイタリアンが時折顔を出すところがたまりません!

イルバレットディブロンゾ 「イプシロン・エッセ」

イルバレットディブロンゾ 「YS」

ファズギターやメロトロン等の鍵盤類の奇妙なフレーズ、スキャット、朗々としながらも鋭いボーカルが狂喜乱舞!手数が多いのにやたら粒立ちの良いドラムが緊張感を際立たせ、鮮やかに全体を引き締めています。

チェルベッロ「メロス」

チェルベッロ「メロス」

妖艶なサックスと美しく無邪気なフルートと力強く奔放なギターが混然としながらも微かに幼さの残る歌い上げボーカルと相まって盛り上がっていく様が何とも痛快です!

フンカムンカ「ジョバンナに捧ぐ」

フンカムンカ「ジョバンナに捧ぐ」

全編イタリアンロマンあふれるきらびやかな壮大ポップ作品!伸びやかで爽やかなボーカルにもうっとり!風通しが良いのに隙の無い作りで、かなり情熱を注いだに違いないと思わせる大作です!

ジェット「消えゆく希望の灯」

ジェット「消えゆく希望の灯」

オルガンとファズギターとハイトーン目のボーカルでロマン溢れる昂ぶりまくりのハードシンフォロック!スリリングながらツボを突くベタな進行やまるでプロコルハルムみたいな部分が聴き所です。

ムゼオローゼンバッハ「ツァラトゥストラ組曲」

ムゼオローゼンバッハ「ツァラトゥストラ組曲」

荘厳なフレーズとダイナミックなドラム、畳み掛ける様に突き進むメロトロン、男気たっぷりの伸びやかなボーカルが織りなす抒情ロマンあふれる重厚なヘヴィシンフォロックです!

ゴブリン「ローラー」

ゴブリン「ローラー」

ホラー映画マニアならご存知のバンド。今作はサントラではありませんが、ドラマティックなジャズロックや、スリリングでサスペンスフルなシンセが印象的なインストなので架空のサントラの様でもある76年作品です。

レアーレアカデミアディムージカ「レアーレアカデミアディムージカ

レアーレアカデミアディムジカ「レアーレアカデミアディムジカ」

幻想を掻き立てるピアノやオルガンでクサクサギターとエモーショナルなボーカルを包み込んで、嫌味なくうっとりさせてくれる叙情シンフォロックな一服の清涼剤的作品です!

フォルムラトレ「夢のまた夢」

フォルムラトレ「夢のまた夢」

どこか不穏で耽美な雰囲気のあるヘヴィサイケデリックサウンドで淡々とじらしながら盛り上がっていくところや、クセのある声で歌い上げるエモいボーカルが後引く、これぞイタリアンなアートロック!!

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終わってほしくない夏を思いながら聴く、シティポップ9枚をまとめました

角松敏生「シーブリーズ2016」

角松敏生「シーブリーズ2016」

バックトラックはそのままにヴォーカルだけの差し替えですが、なぜか新曲を聴いている感覚に!リミックス効果がここまで出たアルバムも珍しい?

はっぴいえんど「はっぴいえんど」

はっぴいえんど「はっぴいえんど」

フォークの要素も残っていて、路地裏からメインストリームを伺いながら街歩きしているような・・・。「自分だけの場所」でニヤニヤしながら聴きたいですね。

シュガー・ベイブ「ソングス」

シュガー・ベイブ「ソングス」

何かが始まる!そう予感させてくれるポップスがいっぱい。事実このアルバムから日本のロックは変わったと言っても過言ではありません。夏にやり残したことは秋にやればいいのです。

シリアポール「夢で逢えたら」

シリアポール「夢で逢えたら」

ものすごくドリーミー。ナイアガラサウンドを通した60年代ポップの傑作ともいえる本作。何を想って夢見て寝ましょうか・・・。

村田和人「SHOWDOWN」

村田和人「SHOWDOWN」

名盤、ジノヴァネリ「ナイトウォーカー」のバックミュージシャンが終結し、職人気質のウエストコーストサウンドが堪能できる1枚。夏の終わりの夕暮れ時にどうぞ。

山下 達郎「僕の中の少年」

山下 達郎「僕の中の少年」

オジサンと言われるようになって、仕事の帰り道に聴いたら号泣してしまうかもしれないアルバムです。でも涙の後に楽しい人生はきっと待っている!そんな思いに駆られることでしょう。

大滝詠一「デビューアゲイン」

大滝詠一「デビューアゲイン」

「熱き心に」「夢で逢えたら」など他アーティストへの提供曲をセルフカバー!ノスタルジーと新たなワクワクが共有できる奇跡の1枚!

吉田美奈子「モンスターインタウン」

吉田美奈子「モンスターインタウン」

ジャパニーズファンクの開眼!?ファンキーですがドープすぎず、心地よいグルーヴが聴き手を包みます。いつも、もうちょっと大きい音で聴きたくなるのです。

濱田金吾「マンハッタンインザレイン」

濱田金吾「マンハッタンインザレイン」

あのキラキラした80年代の風が吹いてきそうな1枚。アーバンメロウというにふさわしい瑞々しいメロディーが心地よいのです!

ソウルミュージックのライブ名盤をまとめました。おすすめ!

スプリームス おすすめ 名盤

スプリームス(シュープリームス)「アットザコパ」

いろいろな意味で「スウィート!」と思わず叫ばずにはいられない、彼女らの魅力が詰まった1枚です。メンバー紹介時に聴かれるリラックスした雰囲気と、演奏が始まってから随所に聴ける、ピンっと筋の通ったコーラスワーク。そしてハコバンの魅力も味わえます!

ビルウィザース おすすめ 名盤

ビルウィザース「ライブアットカーネギーホール」

這いずるグルーヴが聴くものの背筋をゾクゾクさせる名盤。ビルのヴォーカルは決して上手いと言える物ではありませんが、素朴でスッと聴く者の心の中に入ってくるやや上ずった彼の声は、全てをそぎ落とした後に見える「真実」を感じさせてくれることでしょう。

キングカーティス おすすめ 名盤

キングカーティス「ライブアットフィルモアウエスト」

アレサのフィルモアと対を成す傑作。バーナードパーディー、メンフィスホーンズ、ビリープレストンと脇を固めるスゴ腕たちのが火花を散らす、濃厚なファンクネス。ヴォルテージ最高潮のファンクライブを聴きたければ迷わずこれを手に取ってください!

アレサフランクリン おすすめ 名盤

アレサフランクリン「ライブアットフィルモアウエスト」

白人マーケットを意識したと言われるように、カバーの多い1枚ですが、ロック、ポップスの名曲がアレサにかかるとこうも見事なソウルになってしまうのか!と感嘆せずにはいられない!圧倒的というにふさわしい歴史的名盤です。
完全盤もあります!

ダニーハサウェイ おすすめ 名盤

ダニーハサウェイ「ライブ」

アットホームな雰囲気の中に、確固たるダニーの主張が浮遊しているなんともいえない1枚です。カバー曲が見事に「ダニーの歌」として存在しており、彼の才能をまざまざと見せ付けられることでしょう。世相を切り取った貴重なライブ盤です。

カーティスメイフィールド おすすめ 名盤

カーティスメイフィールド「カーティスライブ!」

ずばり、泣ける1枚。シンプルなバンドアンサンブルの中でひときわ存在感を放つワウギター。そしてカーティスのファルセット。静かなグルーヴに身をゆだねていると、なぜか目の前にカーティスが立っているかのよう。

オーティスレディング おすすめ 名盤

オーティスレディング「ヨーロッパノオーティスレディング」

名曲「リスペクト」からオーティスの「あの」叫びがさっそく火を噴いています。聴いていて「ヤラれた~!」と思う箇所が随所に存在しています。オーティスの飛び散る汗と唾液がスピーカーから飛んできそう・・・。

ジェイムスブラウン「ラブパワーピース ライブインパリ'71」 おすすめ 名盤

ジェイムスブラウン「ラブパワーピース ライブインパリ’71」

ブーツィーコリンズ在籍時のJBのアツいアツい1枚。徹頭徹尾貫かれたファンク魂。つんのめりそうになるリズムに絡む重厚なホーンセクション。鋭いギターのカッティング。そしてJBが搾り出す魂のシャウト。攻撃的なJB一座のグルーヴ地獄!
近頃アナログレコードでもリイシューされましたね。

サムクック「ハーレム・スクエアー・クラブ 1963」 名盤 おすすめ

サムクック「ハーレム・スクエアー・クラブ 1963」

ソウル史上、というよりポピュラーミュージック史上に残る堂々のライブ盤ではないでしょうか。ハーレムスクエアでの言わば「完全ホーム」でのサムクックの熱いシャウトが聴けます。悲しくないのに涙が溢れる名盤。新装盤のジャケに映るラッパさんはキングカーティス!

テディペンダーグラス「ライブ:コーストトゥコースト」 おすすめ 名盤

テディペンダーグラス「ライブ:コーストトゥコースト」

黄色い声援が飛びまくりで、ややもするとヌルい雰囲気にもなってしまいそうな危うさがありますが、そこはテディのエロファンクネスパワー全開で、どこをどう切ってもやっぱりグルーヴ天国というに他ならないライブ盤です。

パーラメント「ライブ:P-FUNKアースツアー」 おすすめ 名盤

パーラメント「ライブ:P-FUNKアースツアー」

ドス黒いブラックホールに吸い込まれるかのような、ディープなスペースファンク絵巻が
延々と演じられています。プレイヤーのボタンを押してバスドラムがなり始めた瞬間からあなたの部屋がマザーシップになり宇宙への旅がスタートするのです。

アレサフランクリン おすすめ 名盤

アレサフランクリン「ライブアットフィルモアウエスト」

白人マーケットを意識したと言われるように、カバーの多い1枚ですが、ロック、ポップスの名曲がアレサにかかるとこうも見事なソウルになってしまうのか!と感嘆せずにはいられない!圧倒的というにふさわしい歴史的名盤です。
完全盤もあります!

スティービーワンダー「インナービジョンズ」

スティービーワンダー「インナービジョンズ」

スティービーワンダー「インナービジョンズ」

レッドホットチリペッパーズのカバー「Higher Ground」やインコグニートのカバー「Don't You Worry 'Bout A Thing」なども有名なポップ/ソウル史上屈指の名盤ですが、内なるアイデンティティへ向けられた、アルバム全体を支配するトーンはどことなく暗いものも感じます。

「Visions」で聴けるディーンパークスとアコギとデイヴィットTウォーカーのエレキギターの響きは音にとても表情があり、そこから「Living For The City」に繋がっていく様は非常に緊張感があり、ゾクゾクっとなります。

楽器ひとつひとつに心が宿り、リスナーを圧倒するこのCDは是非とも楽器ひとつひとつのトーンを再現してくれるスピーカーで聴きたいものです。

デイヴィッドTウォーカー「プレスオン」

David T. Walker Press On

デイヴィッドTウォーカー「プレスオン」

カバー中心のアルバムですが、そこはデヴィッド・T.ウォーカーさすがのアレンジ。
なんでしょうか、このトーン。聴いているとどんどん涙腺が緩んで来る感じ。
でも、泣きの種類で言うと嬉し泣きかな?

メロウでエモーショナル。当然技術も大事ですが、音作りもやっぱり重要だなあと思わせてくれるアルバムです。

キャロルキングのカバーで、多くのソウル/ポピュラーアーティストにカバーされている"Brother Brother"でのギターはまさに本領発揮といった感じ。
スティービーワンダーのカバー"Superstition"では鋭いカッティングも聴けます。

イヤホン/ヘッドフォンでじっくりその妙技を堪能するも良し、スピーカーでそのトーンの存在感を楽しむも良し。出来る限りいい環境で聴きたい1枚です。

エレクトリックライトオーケストラ「エレクトリックライトオーケストラ(ノーアンサー)」

electric light orchestra no answer

エレクトリックライトオーケストラ「エレクトリックライトオーケストラ(ノーアンサー)」

ザ・ムーヴのロイウッドとジェフリンの新たなる試みとしてスタートしたELOの記念すべきデビューアルバムです。

ビートルズフォロワーバンドとして有名ですが、ロックに大胆にストリングスを導入した壮大さポップさワクワク感が詰まったこの作品は、70年代ハードポップやプログレファンの方々にもオススメ。

70年代の雰囲気のある部屋で革張りのソファにどっかり座って、大きいスピーカーで聴いてみたい一枚です。