カテゴリー別アーカイブ: HR/HM

ストーナー/ドゥームロック

ストーナー/ドゥームロック

ストーナー・ロックの“ストーン”とは、マリファナなどで頭がブッとんだ状態を指す隠語です。

ストーナーロックとは、重く、歪んだ音でギターを掻き鳴らし、ひたすら同じようなフレーズを反復して、聴き手にマリファナを吸引した時のような気分を追体験させてくれるものを指していました。しかしヨーロッパでは70年代風の古き良きロックンロールにパンクの要素が混じったような埃っぽいロックなど本当にストーンしてないような連中もストーナーロックに括られたりしています。

ちなみにドゥーム(陰気とかそういう意味)系の音楽はストーナーロックがひたすら"快"に突き進むのに対し、どちらかというと"鬱"方面に堕ちていくものを指しています。
ドゥームメタルの方が暗くてパンクの要素が薄く、そのルーツはブラックサバスに遡ります。

ストーナーロックの代表バンドはKyuss(カイアス)、クイーンズオブザストーンエイジ、フーマンチューの流れを汲むネビュラなどが挙げられます。またドゥームとの共通点の多いスリープ、エレクトリックウィザードは入門盤にして究極盤をもったアーティストと言えるでしょう。

ACID KING
「BUSSE WOODS」
女性ヴォーカル&ギターと言ってもそのヘヴィさはそんじょそこらの男どもではかなわないぐらい。ブラックサバスの「うねり」を見事に昇華し現代に蘇らせている傑作。じわじわ脳みそが犯されていく楽曲がずらり。

ElectricWizard
「COME MY FANATICS」
カテドラルのリードリアンをして「この世でもっともヘヴィなバンド」と言わしめた、ドゥームロックシーンの重鎮。キャッチーという言葉とは無縁。ずるずる引きずるリフに、ちょっと奥まったところで鳴っているシンバルが、これまた覚醒作用を引き起こす。恐るべし・・・。

khanate 「CAPTURE&RELEASE」 国内盤が発売されたというだけで驚きですが、なんとライブ会場限定だった DVD がついて 2 枚組に!ディストーションノイズのフィードバックに断末魔のようなヴォーカル。すべてが不快。が、数回聴く内に不快感がエクスタシーに・・・。

kyuss
「WELCOME TO SKY VALLEY」
ストーナーロックと言えば KYUSS 。現クイーンズオブザストーンエイジと言えば若い人もピンと来るかも。クイーンズからキャッチーさを 8 割減にし、 " うねりジャムセッション " を濃度 2.5 倍ぐらいにしたストーナー教典。デザートロックとも呼ばれ砂漠の蟻地獄に引きずり込まれそうな音世界。

MELVINS
「BULLHEAD」
カートコバーンが愛したバンド・・・・ではなくスリープに影響を与えたバンドという事がとてつも無く重要。彼らのアルバム群の中でドゥームという観点から見れば他のアルバムに重要作もありますが、比較的聴きやすく、入門編としても定番としても持っておける 1 枚。 MELVINS の魅力がキチキチに詰まった大傑作!

Nebula
「LET IT BURN」
フーマンチューを脱退した G と DR によるバンドの 1st フルレンス。ファズギターをめいいっぱい踏み込んだギターに手数の多いグルーヴィーなドラムが疾走感を与え、あたかも砂漠を四輪駆動車で走っているかのような力強さを感じる事ができます。

sleep 「JERUSALEM」 ストーナー / ドゥームロックを代表する 1 枚。ひとつのリフを延々続かせる事で引き起こされる覚醒作用。念仏のようなヴォーカル。部屋を真っ暗にして頭の中をからっぽにして大音量で聴いて下さい。

SUNN O)))
「BLACK ONE」
ドラムレスで続く徹底的に音像を歪ませた暗黒リフに窓ガラスが震える程の低音ベース。回虫がうごめくようなヴォーカル。この地獄重低音リフを 60 分聴き続ける事で得られる涅槃楽は何にも変えがたい!?

ここで紹介していないアルバムももちろんレンタルできます!

他には以下のようなアーティストを取り扱いしております。(一部抜粋いたします)

アイヘイトゴッド★ アンクルアシッド★ インディアン★ ウィンドハンド★ ウルフサーペント★ エターナルエリシウム/ブラックコブラ★ オーキッド★ オム★ オレンジゴブリン★ カダヴァー★ カテドラル★ カフ★ カルテッド★ キャンドルマス★ クヴェラータク★ クラッチ★ クローバー★ ゴーテス★ ゴースト★ サーペンタインパス★ サターン★ スーパージョイント・リチュアル★ スピリチュアル・ベガーズ★ セイントビータス★ ザ・ソード★ タイタン★ ダウン★ デス・ペナルティ★ トラブル★ ハイ・オン・ファイヤー★ フーマンチュー★ プリミティヴ・マン★ ブルースピルズ★ ペンタグラム★ ボングジラ★ モータルズ★ モンスター・マグネット★ レッド・ファング★ ワイノ etc

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メガデス、アンスラックス来日決定

メガデス 来日
アンスラックス

メガデス、アンスラックス来日決定

メガデスの来日公演にアンスラックスもゲストとして参加するんですね。

個人的にはアンスラックスの方が好きなので、「ゲスト」という扱いに(?)です。
過去のアンスラックスのライブでチャーリーベナンテのドラムスティックをゲットしたことがあります。
確かラウドパークのミニバージョンが大阪でもやっていた時だったような・・・。

ちょうどメガデス、アンスラックスの最新作も最近レンタル解禁されておりますので、是非過去作全部まとめて予習に借りていってください。

来日の詳細はこちらからどうぞ。
http://www.hipjpn.co.jp/live/megadeth/

元祖三大ギタリスト・ジミーペイジ

Jimmy Page

レッドツェッペリン  彼らはハードロックなのかそれともファンクなのか・・・ そこの線引きはともかくこのバンドには超人しかないのは確かでしょう。 このバンドの技術力はどんな演奏パートの人間でも憧れてしまうと思います。 ジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズ、ジョン・ボーナムと楽器隊だけでなくボーカリストとしての技術力どれを取っても最高峰のメンバーで構成されています。 特徴はキレのいいギターリフを作り上げるジミー、アレンジ面だけでなくベースの技術力も高いポール、ツェッペリンの特徴とも言える高音域で高い歌唱力を持つロバート、彼にしか出せない卓越したグルーヴ感にパワフルさも兼ねそろえたボンゾともうハードロックの域を超えたバンドなのです。ドラムをやっていた事のある私はやはりボンゾのドラムには憧れてしまいました。  ツェッペリンの音楽性というものは非常に独特でハードロックという枠付けだけでは中々説明が出来ない楽曲などが存在しています。ファンク、サイケデリック、民族音楽など幅広い音楽性を取り入れた上で彼らの音楽は作られ、毎回のアルバムでファンを楽しませてくれます。何よりただファンクなどを演奏するのではなく「レッド・ツェッペリン流」というアレンジをしてしまうのが素晴らしいし、それが彼らをここまで大きな存在にしたのだと思います。名曲「天国への階段」ではクラシック界の人間からお墨付きも貰ったほど。今でもロックだけでなくヒップホップの世界からも彼らを評価する声は多いとういう話です。  個人的に彼らのバンドとしての幕引きもまたカッコいいと思ってしまいます。ドラムのボンゾが亡くなった際に他のドラマーを入れる事も考えたがやはり彼のドラミングには誰も敵わないという事での解散でとてもスッキリした答えであるなと思いました。やはり、ドラムが変わるとバンドの色が大きく変わってしまい悪くなるという事もしばしばあり、最近ではアヴェンジド・セブンフォールドのドラマーが亡くなり他のドラマーが入りましたが聴いていて物足りなさなどを感じてしまい結果的にそれがバンドとして魅力が落ちたという感覚になってしまいます。ツェッペリンの新しいアルバムはもう聴けないけども彼らが残した功績はとてもとても大きい物です。  レッド・ツェッペリン『コーダ(最終楽章)2015 リマスターデラックス』  1985年に発表した作品のデジタルリマスターです。しかし、ただのリマスターではなくGt.ジミー・ペイジによる最新リマスタリング・シリーズです。以前からジミー・ペイジ本人による過去作のリマスターがリリースされてきましたが今回はそれの最終章みたいです。クリアになったサウンドがより周りの音を聴きやすくなった為、臨場感溢れる感じになっています。リマスターデラックス版はとても豪華な仕上がりになっています。ディスク1では『コーダ』のリマスタリング内容となっており、1曲目「ウィア・ゴナ・グルーヴ」から始まります。Dr.ジョン・ボーナムの何ともファンキーでグルーヴィーなドラムサウンドが繊細に表現されています。ボンゾの細かいスティックさばきが全体的に聴きやすくなっています。7曲目「モントルーのボンゾ」ではボンゾとパーカッションによるセッションが行われているのですが、80年代テクノの感じがするパーカッションにボンゾの自由なリズムが合わさってリズム楽器の面白さと奥床さというのを堪能することができます。何よりディスク2からが豪華なのです。別ミックスと未発表音源で構成されています。個人的にはディスク2に収録されている「モントルーのボンゾ」の方が迫力があってより一層ボンゾらしいドラムが表現できている作品になっていると思います。ディスク3ではボンベイオーケストラによる「フォー・ハンズ」、「フレンズ」などが収録されていて新鮮で面白いツェッペリンを体験することができるでしょう。全体的に感じたのは偉大なドラマー、ジョン・ボーナムへのリスペクトと愛でした。それをメンバーであるジミー・ペイジが表現するというのがとても感動的です。  レッド・ツェッペリン『プレゼンス』  開口一番「アキレス最後の戦い」というメンバー全員が圧迫してくる様な曲でこのアルバムは幕を開けます。何とも切迫した空気感を感じるこのアルバムで特にその空気を感じる曲だと思います。 というのも裏話をするとだいぶスケジュールに悩まされて作ったアルバムで、ジミー・ペイジも相当苦労したそうな。予定を伸ばす事も出来たけど間延びするのが嫌で集中力を極限まで高めた上で挑んだこのアルバムはセールスこそイマイチだったものの聴く人を満足させる出来栄えとなっています。その他の曲は全体的にヘヴィなサウンドのファンクという感じでベースのグルーヴ感、ドラムの切れ味鋭いファンクドラム、それに重なるようにキレのいいギターが入ったりで体が自然と乗ってしまうような楽曲が多いです。しかし、最後の「一人でお茶を」では疲れ果てたメンバーを表現しているようなスローバラード。ソファーでぐったりとして何もしたくないよと言ってる様な雰囲気が出ています。ジミー・ペイジの焦りと不安と執念のような物を感じるアルバムとなっています。  レッド・ツェッペリン 『レッド・ツェッペリン IV』  ツェッペリンのアルバムの中でも最も売れたアルバムです。私自身もツェッペリンはこのアルバムから入りました。ハードなロックとアコースティックで構成されたロックの二つに分けられて構成されたアルバムです。その二分化はとてもハッキリとしています。開始2曲はハードな路線で1曲目の「ブラック・ドッグ」ではボーカルとバンドの掛け合いがあったり、2曲目の「ロックン・ロール」ではその名の通りストレートなロックンロールなナンバーとなっています。そして、3曲目と4曲目ではアコースティックな部分が見えてくるのですが4曲目の「天国への階段」はもう名曲中の名曲ですね。アコースティックとハードロックの融合で1曲の中に3部も構成があり後半になるにつれ激しさを増して来ます。ここでもジョン・ボーナムのテクニックは最高に冴えていて、コンビネーションをここまで入れてくるかと当時真似しようとしてました。ボンゾ好きとしては是非6曲目の「フォー・スティックス」も聴いて欲しいところ。民族音楽的で変拍子を使ったギターリフに対し激しいドラムが合わさって来ますが叩く際にドラムスティックを4本持って叩いたということで、その発想が独特なサウンドを作り出しました。アルバム全体的で好きな曲が多く、これで初めてツェッペリンに入った私でも満足できたので是非お初の方はこのアルバムを聴いてみてはいかがでしょうか。

K2 RECORDS(K2レコード)は、 大阪ミナミの日本橋(でんでんタウン) にある音楽専門の CDレンタルショップ です。
洋楽ロックや国内J-POPはもちろんのこと、マニア垂涎のレア盤・珍盤から輸入盤・インディーズ・効果音・サンプリング音源まで幅広く在庫し、アルバム10万タイトル以上を有するCDライブラリーとなっております。

もちろん関西以外の方でも入会して頂けます!京都や兵庫、奈良、和歌山、滋賀、三重といった大阪以外からのお客様には、郵便による返却(ポスト投函)が好評です。

CD、バンドTシャツなどの買取もやっておりますのでお気軽にお尋ね下さい。
買取ページ
http://cd-kaitori.k2records.xyz/

大阪市浪速区日本橋3-6-3 
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MAメタルの申し子・キルスウィッチエンゲイジ

killswitchengage

キルスイッチエンゲージ  今やアメリカのヘヴィメタルシーンやハードコアシーンを語るうえで避けては通れないものとなったMAメタルというマサチューセッツ発祥のムーブメント。そのMAメタルのみならず、アメリカでも最も重要なバンドとしての呼び声が高いキルスイッチエンゲージを紹介します。  キルスイッチエンゲージは当時マサチューセッツのバンドシーンを牽引していた代表的バンドであるアフターショックとオーバーキャストのメンバーが出会ったことにより結成し活動がスタートしました。また、メンバーの出身地であるマサチューセッツは当時ヘヴィメタルとハードコアの融合を試みたバンドが多数存在した地域で、そのような試みを行って活動していた一連のバンドやその動きがMAメタルと呼ばれています。キルスイッチエンゲージも他に漏れることなくその様なスタイルを、現在ではメジャーとなったメタルコアという音楽性を武器に活動しています。  オーセンティックなヘヴィメタルファンからは敬遠されがちなメタルコアという位置づけがされる中でイギリスのロック専門誌から最高の評価を受け、本国アメリカのロックチャートで4週連続1位となるなど商業的にも大きく評価されました。 ライブ活動でもハードコアバンドとのツアーを行う一方でヘヴィメタルバンドとツアーを行い、日本でも今年のラウドパーク2016に出演するなどしてヘヴィメタルファンとの距離もしっかり埋めています。また、リスナーのみならず先輩バンドへ多大な影響を与えていたり、スラッシュメタルを代表するスレイヤーのギタリスト「ケリー・キング」からは「彼らのファンである」とコメントが出るほどの実力です。  そんな彼らの魅力である、MAメタルというハイブリッドなスタイルから繰り出される楽曲を聴けばジャンルの垣根を越える価値をどの様なヘヴィメタルファン、どのような音楽ファンにも伝わるのではないでしょうか。一聴の価値がある重要なバンドです。   ・キルスイッチエンゲージ  2000年にリリースされたキルスイッチエンゲージのデビューアルバムです。メンバーが所属していたバンドで推し進められていた、ヘヴィメタルとハードコアの融合の影響が色濃くみられる音源となっています。  前述した通り、メタルの様式美的な楽曲構成とハードコアの破壊力満点な展開で畳み掛けるアルバムで、時に猛烈なビートアップとダウンを見せ、キャッチーで耳に残るメロディで展開されるハイクオリティにクロスオーバーされた楽曲群が特徴です。ファーストアルバムながら彼らが牽引してきたMAメタルの核となった不朽の名作です。 当時のボーカルは密度が濃く伸びのあるスクリームと、クリーンボイスを併せ持つ現ボーカリストのジェシー・リーチが担当しており、MAメタルの持つ特色を最大限に生かしています。  地元から世界へ羽ばたくきっかけとなった彼らのデビューアルバムを聴いたことがない方も、一度耳にしている方にも是非聴き込んでいただきたい作品です。  ・アライブオアジャストブリージング  2002年にリリースされたキルスイッチエンゲージの2作目となるアルバムで、メタルコアという音楽性を確立させた重要な作品です。彼らの在籍していたバンドが推し進めていたヘヴィメタルとハードコアのクロスオーヴァーを完璧に昇華させた楽曲群で構成された今作は、ヘヴィメタルやハードコアなど各方面で高い評価を受けました。  ハードコアの荒々しさを漂わせつつメタルの攻撃的かつ美しい展開をはっきりと示したスタイルを取っており、4曲目のマイラストセレナーデなど現在もライブで演奏される名曲が収録されています。また、前作からよりメタル側へのアプローチを強めておりヘヴィメタルファンからの評価が高い仕上がりです。  新たなスタイルを模索し完成させようとした彼らの荒削りながらも魅力にあふれたアルバムですが、毛嫌いされがちなジャンルとしても認識されています。しかし聴かず嫌いをせずじっくりと一曲一曲聴き込んでいって欲しい至高の作品です。  ・ディスアームザディセント 2013年にリリースされたキルスイッチエンゲージ6枚目となるアルバムで、2002年から2012年まで在籍していたボーカリスト、ハワード・ジョーンズの後任としてジェシー・リーチが復帰した作品です。 音楽性はこれまで以上にヘヴィメタルへ傾倒したアプローチとなりました。ギターフレーズはもちろんのことドラムにも変化が見られており、ブラストビートなどを用いて、さらに疾走感と攻撃的な表現を追求しています。またキャッチーに演奏される4曲目のインデュータイムや、ミドルテンポでどっしりとした曲調で畳み掛ける11曲目のオールウェイズなどヘヴィメタルの要素に留まらない魅力を持っています。 全体的にメタルコアとしての様式を確実に形にしたヘヴィメタルやハードコアを含め、今後のシーンへの確かな指標となる作品です。これらのスタイルに触れてこなかった双方のファンには必ず手に取っていただき、数えきれないほどに聴き込んでいただきたい作品の一つです。

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フィンランドのシンフォニックメタル・ナイトウィッシュ

nightwish

1990年代後半にシンフォニックメタルというジャンルを発展させた重要な役割を担い、本国フィンランドをはじめヨーロッパやアメリカ、日本をはじめとした世界各国で絶大な人気を誇るヘヴィメタルバンド ナイトウィッシュを紹介していきます。  ナイトウィッシュは1996年に当初アコースティックユニットとしてフィンランドを拠点に結成され数枚のデモテープをつくり活動していました。結成当時から在籍し彼らのマスターピースとなるアルバム「ワンス」や「ウィッシュマスター」を歌い上げた女性ボーカリスト、ターヤ・トゥルネンの高い歌唱力とヘヴィメタルを愛好していた点からドラマーを招きヘヴィメタル路線への転向を図ったことから本格的な動きを見せていきました。 軌道にのった彼らは作品をリリースする度、各国の音楽チャートの上位に食い込んで数々の賞を獲得し、ツアーではソールドアウトを連発させ本国フィンランドで開催されたヘルシンキオリンピックの開会式でもパフォーマンスを行うほど世界中で絶大な人気を誇りました。皮肉にも、バンド間でのトラブルで当時のボーカリストであったターヤ・トゥルネンが脱退した際もニュースや新聞で大々的に報道されるほどでした。  しかし活動休止期間を経て迎え入れたオペラ歌手に近いスタイルのターヤ・トゥルネンとは真逆のスタイルである後任ボーカリスト アネット・オルゾンが加入した時も、彼女がバンドから脱退し現正式ボーカリストのフロール・ヤンセンが加入した時も彼らの人気は衰えることを知りませんでした。  今年のラウドパーク2016でも来日を果たし、ハイクオリティな新アルバムを発表した彼らはリスナーだけでなく数々の後続バンドや先輩バンドへ多大な影響を与えてきました。 彼らの荘厳かつオペラティックなヘヴィメタルはすべてのヘヴィメタルファンの心を鷲掴みにするのではないでしょうか。ぜひナイトウィッシュの奏でるメタルを一聴していただきたいと思います。   ・ウィッシュマスター  2000年にリリースされたナイトウィッシュ3枚目となるアルバムです。今作もセールスでもツアーでも大きな成功を収めており、フィンランドのアルバムチャートで1位を長期にわたってキープし続けプラチナディスクを獲得した作品です。  ナイトウィッシュがリリースした作品の中でも、ヘヴィメタル要素が色濃く出ています。ギターワークもメロディアスかつ攻撃的なリフが組み込まれており、シンセサイザーも迫力のあるストリングスなどで楽曲を盛り立てています。また、今作でターヤ・トゥルネンのオペラティックな歌声とシンセサイザーをフィーチャーしたスタイルが確固たるものとなり後続のバンドへ強い影響を与えるものになりました。  6曲目のタイトルトラック、ウィッシュマスターなど前作からの延長でありながらクオリティが高まった名曲も多数収録された彼らの名盤とも称えられるアルバムです。北欧シーンを知るにはまずこの作品から聴いてみてはどうでしょうか。  ・ダークパッションプレイ  2007年にリリースされたナイトウィッシュの6枚目のアルバムです。今作は大きな騒動となったターヤ・トゥルネンの脱退、新ボーカルのアネット・オルゾンの加入後初の作品となっており、新生ナイトウィッシュの幕開けとなりました。  前任のボーカルとは真逆のスタイルを持つアネット・オルゾンが歌い上げた今作は、賛否両論となりましたが彼女の持ち味である高く透き通る歌声が、より深化した高い完成度の楽曲群に溶け込みボーカル交代までの作品に決して劣ることのない完成度となっています。  3曲目のアマランスや6曲のエヴァなど全体を通してオーケストレーションに深みが増し、より彼らが牽引するシンフォニックメタルの質を上げた作品と言っても過言ではありません。アネットの歌唱スタイルにより聴き易さにも拍車がかかった今作はこれまで彼らに触れてこなかったヘヴィメタルファンや別のジャンルのファンの方々にもぜひ一度手に取っていただきたい作品です。  ・エンドレスフォームスモストビューティフル  2015年にリリースされたナイトウィッシュの最新アルバムです。アネット・オルゾン脱退後サポートメンバーとして起用されていたフロール・ヤンセンが正式加入となって作成されたアルバムで、絶大な売り上げを見せ名盤としても名高いアルバム「ワンス」を彷彿とさせるスタイルをとり日本でも早々に高評価を受けています。  オーケストレーションの使用やメタリックで攻撃的なギターワークに加えて今作からイリアン・パイプス奏者を迎えており、3曲目などではシンフォニックさの中に民族音楽要素も加わって彼らの音楽性が深まっています。ボーカルスタイルはターヤ・トゥルネン在籍時に寄ったものが多くみられますが、ボーカルスタイルはオペラティックなものではありません。ですが、力強く歌い上げておりターヤ・トゥルネン期に全く劣らない歌声を聴くことができます。  新たな演出方法が加わった彼らのサウンドを是非いち早く手に取って感じていただきたい作品です。

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メタリカの歴史

metallicahistory

メタリカの新作「ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト」 メタルと言ったらまず出てくるのがこのメタリカ。「メタ」の部分がより一層その連想をさせるのではないでしょうかね。後は空耳アワーと言ったらメタリカだとも思っています。私がメタリカにハマったキッカケを作ったのが空耳アワーなんですよ。ただ、それだけというのは流石にありません。勿論その音楽性にも惹かれてしまいました。ギターが凄まじいスピードで弾かれ、ドラムが早いテンポでバカバカ叩くは、ボーカルの男臭いシャウトを聞いた私はこの男臭い音楽の虜になってしまいました。スラッシュメタルと言ったら高いシャウトという風に認識していたのですが、メタリカは中音域のボーカルでとにかく熱く、男臭いシャウトをして聴く者の闘争心を刺激してくれます。  そして、現代のメタルのあり方を作り上げた存在であるという事も忘れてはいけません。とにかくメロディアスな展開でプログレッシブに楽曲の表情が次から次へ変化していくのがメタリカの最大の特徴であると言えます。若くして亡くなったベースのクリフ・バートンから出てくる、ベースとは思えないメロディとプログレッシブな展開があってこそメタリカというオリジナリティを作り上げることが出来たのでしょう。そして、Vo / Gtのジェイムズ・ヘッドフィールドが書く歌詞のテーマは主に暗く、自分の内面、狂気だ孤独だでとにかくネガティブなのにアグレッシブ。しかし、「カッコーの巣の上で」など映画や文学からヒントを得ている歌詞も存在しています。何とメタリカの醍醐味でもある速くてカッコいいギターリフも彼が考案し演奏しているのです。  彼らももう50を超えたオヤジと呼ばれる歳になってしまいましたが、ライブでその都度見せるエネルギーは未だに若々しくなんとも楽しそうにプレイしているので驚いてしまいます。自分も歳を取ったら矢沢永吉かメタリカの様な歳の取り方をしたいものです。しかし、彼らの人生も順調だった訳ではないというのが事実・・・  メンバーの死は勿論、元メンバーでメガデスのデイヴ・ムステインとは揉めた上にお互い納得の行かない脱退。その後も色々とバンドメンバーとで揉めていたようです。今回レビューはしませんがアルバム『セイント・アンガー』では製作中にジェイムズがアル中に。その状況下で我慢していたドラマーのラーズはブチギレ、ギターのカークは自身が思い描く様なプレイをさせて貰えずヤキモキしたりと何だか順調に行かない彼ら。  しかし、そんな経緯があったからこそ今もライブをする時、背中で多くを語るカッコいいメタルオヤジになったのだと思っています。  メタリカ『スルー・ザ・ネヴァー』  このアルバムを聴く前に先に言っておきたいのが「まずは映画を観た方がいい」という事です。 往年のファンでなくても名曲揃いのこの映画を観ておけばメタリカの熱さを理解できるはず。 色々と紆余曲折もあった彼らですが何とも良い歳の取り方をしているオヤジたちです。ちなみに今レビューをしているこのアルバムは映画のサントラであるという事を前置きしておきます。 しかし、こちらが何ともメタリカの良い所を凝縮したライブベストアルバムとなっているのです。 ライブの再現度が高く個人的に登場SEの「続・夕陽のガンマン」から始まるのも胸熱です。名曲「マスター・オブ・パペッツ」を会場の皆で大合唱するのは圧巻です。6曲目の「ワン」のアレンジもよりアグレッシブな仕上がりでライブのボルテージを上げます。ドラムのラーズはライブでとても走ってしまう癖があるのですが、それもあってか「ライブ感」というのをとても体感することが出来るアルバムとなっています。メタリカ初挑戦がこのアルバムでいいのかといえば正直そうでもないと言えますが、メタリカが大事にしている白熱するライブというのを体感できるのには持ってこいのアルバムです。  メタリカ『メタリカ』  『ブラック・アルバム』とも呼ばれているこの作品でメタリカはメタルというものを新たな形にしたと言っても過言ではないはず。80年代のスラッシュな形で表現されてきたメタルというジャンルが下降気味にあった90年代、グランジロックのテイストを加え出来たアルバムがこちら。とにかく重いリズムとリフ、グルーヴ感がとても前に出ているアルバムです。メタルの歴史を変えたからこそ「メタリカの名盤とは?」と聞かれたらこのアルバムを答えるファンも多いのではないでしょうか。1曲目「エンター・ザ・サンドマン」はメタリカの代表曲となりアンコールで必ずやってる程。この1曲が始まった時、きっと当時のメタルファンはビックリしただろうなと思ってしまいます。8曲目「ナッシング・エルス・ザ・マター」などの様な解りやすいバラードもあります。全体的にずっしりしていて、シンプルで解りやすく中だるみしない様に工夫してあります。途中で4曲目「ホウリアー・ザン・ザウ」、7曲目「スルー・ザ・ネヴァー」、12曲目「ザ・ストラグル・ウィズイン」といった従来のメタリカも残っているので安心してください。やはりこちらも現代のメタルの参考書にすべきアルバムです。  メタリカ『メタル・マスター』  まず、邦題がとてもイケてないのは無視してしまいましょう。原題は『Master Of Puppets』というとてもカッコいい名前なのですという事をとても言いたいです。メタリカで名盤といえばで必ず出てくるのがこの『メタル・マスター』。交通事故で亡くなったベースのクリフが最後に参加したアルバムでもあります。全体的にメロディアスな展開が多く、ジェームズの男気満載の歌い方も哀愁が増して渋くも哀しいアルバムとなっています。1曲目の「バッテリー」では荒野の撃ち合いが始まりそうなアコースティックなイントロから打って変わってスラッシュでアグレッシブなギターサウンドで迫力満点です。ジェームズの怒りとその中にあるファンへの愛情も見ることが出来て好きな曲です。4曲目、「ウェルカムホーム(サニタリウム)」ではスロウテンポでアルバムの中では異質な楽曲となっておりGt.カークのサンタナを彷彿とさせるギターソロが何とも言えない哀愁を誘います。ユニゾンソロもしちゃうもんだから聴いてる側は痺れてしまいますね。ギターサウンドやソロとはなんぞやというものを解りやすくしてくれてるアルバムであると同時に今日まで生きているメタルの参考書という風に私はこのアルバムを思っています。

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ザクザクとしたクランチリフが特徴的なスラッシュメタルバンド・エクソダス

スラッシュメタルを躍進・発展させ、世界のヘヴィメタルファンを虜にしたBIG4と呼ばれるメタリカ、メガデス、アンスラックス、スレイヤー。
彼らと共にスラッシュメタル黎明期から活動しシーンにおいて重要な役割を担ったサンフランシスコ出身のバンドがエクソダスです。

エクソダスは1980年頃に当時高校生だったカーク・ハメットと友人のトム・ハンティングを中心に結成されました。
結成当初はジューダスプリーストなどを中心にカバーしていましたが1982年頃からメンバーや方向性が固まり、オリジナルの楽曲を書きながら活動し始めます。
そのスタイルは彼らの出身地サンフランシスコ、港町をもじりベイエリアスラッシュと呼ばれ、後のスラッシュシーンに影響を与えました。
2度の解散などもありましたが、テスタメントのメンバーに向けたベネフィットライブで一時再結成。
ファンからもシーンからもバンドの存続を渇望され今に至ります。

これまでに何度か来日公演を果たしていて日本でのリリースも多く行っています。
今年にはラウドパーク2016にも出演を果たし、変わらぬその実力と人気を見せつけてくれました。

現在では、ギタリストのゲイリー・ホルトが近年病に倒れ死亡したスレイヤーのジェフ・ハンネマンの後任として活躍しています。
エクソダスファンからすればやや複雑な心境になったりもするのですが、実際にライブを見てみると、ゲイリー在籍のスレイヤーもなかなか感慨深いものがあります。

バンドとしては結構波乱万丈な道を辿っていますが、最近の安定したリリースなどをみるにやはり彼らの人気は不動であり、シーンから必要とされているのだなあと感服してしまいます。

エクソダス 名盤

栄光への挑戦 -Pleasures Of The Flesh-

1987年にリリースされたエクソダスとして2作目のアルバムで、日本デビューとなった作品。
前任ボーカリストであるポール・バーロフの後任として加入したスティーブ・ゼトロ・スーザがマイクを握って制作されました。
これ以降エクソダスの作品に常套句として使われる事になるアルバム1曲目の「語り」が使われ始めたのもこの時期。

スラッシュバンドでありながら実は彼らの大きな魅力でもある、ミドルテンポチューンにおいても冴えわたるリフワークやリズムワークが光る作品です。

歌詞や楽曲全体の音質を含めたクオリティも1作目から比べて大きく飛躍しています。これはリリースされた年が、メタリカの「マスターオブパペッツ」が発表された翌年だったことが少なからず影響しているようです。

ベイエリアスラッシュの成熟が垣間見れる初期の名盤!

エクソダスの名盤

ファビュラスディザスター

3枚目となるアルバムで、前作から用いられ始めたイントロの語りから楽曲が展開されていきます。
アルバム全体の作風としては、前作からの延長を思わせる流れがありますが、ミドルテンポチューンはよりグルーヴィに、ファストチューンはよりファストに進化しています。

2曲目のタイトルトラックである"ファビュラスディザスター"、3曲目の"トキシックワルツ"などスラッシュメタルシーンで長きに渡って語り継がれる名曲が収録されている事でもファンに支持されている1枚。

バンドとして、一番勢いに乗ってセールスを伸ばそうとしていた時期ということもあり、楽曲のキレも前作までとは比べ物にならないほどでした。このアルバムまでの時期を全盛期だというファンも多いほどです。名曲ぞろいで、なおかつ高密度な楽曲群はスラッシュメタルという枠を飛び越えてメタルシーンでも大きく記憶に残るもので、ヘヴィメタルファン必聴の作品!

エクソダス

ブラッドインブラッドアウト

2014年にリリースされたエクソダスの最新作です。
再々結成から数作のリリースがありましたが、それまでの作風とは違いダークでシリアスな雰囲気がフィーチャーされ、そういった作風には戸惑いを見せる古くからのファンも多かったようです。

ですが、今作はこれまでと逆行するかの如く初期エクソダスに寄ったファストかつキャッチーな曲調も収録されており、何度目かの復帰となったスティーブ・ゼトロ・スーザのヴォーカルもバンドに影響を与えていることは確かでしょう。
その証拠に(?)彼らの持ち味である迫力満点でザクザクとしたリフワークもどこか生き生きしているようにも聴こえ、楽曲ごとにメリハリの効いた演奏が光っています。

4曲目のソルトザウーンドではカークハメットがゲスト参加するなど話題性にも富んだ彼らの快作、ビールでも飲みながら頭を空っぽにして聴いてしまいましょう!

K2 RECORDS(K2レコード)は、 大阪ミナミの日本橋(でんでんタウン) にある音楽専門の CDレンタルショップ です。
洋楽ロックや国内J-POPはもちろんのこと、マニア垂涎のレア盤・珍盤から輸入盤・インディーズ・効果音・サンプリング音源まで幅広く在庫し、アルバム10万タイトル以上を有するCDライブラリーとなっております。

もちろん関西以外の方でも入会して頂けます!京都や兵庫、奈良、和歌山、滋賀、三重といった大阪以外からのお客様には、郵便による返却(ポスト投函)が好評です。

CD、バンドTシャツなどの買取もやっておりますのでお気軽にお尋ね下さい。
買取ページ
http://cd-kaitori.k2records.xyz/

大阪市浪速区日本橋3-6-3 
06-6644-7553
OPEN:12:00-22:00
http://k2records.jp/

ブリティッシュハードから全世界レベルのヘヴィメタルバンドへ ホワイトスネイク

世界的ロックバンドであるディープパープルの解散後、ボーカリストであったデイヴィッド・カヴァデールが始めたイギリスを代表するハードロックバンドがホワイトスネイクです。

デイヴィッド・カヴァデールを除くメンバーは彼をサポートするメンバーとして在籍しており、事実上彼のソロ活動といっても過言ではありません。
実際にメンバーも流動的で、一時期はディープパープルのメンバーが3人在籍していたり、ギターヒーローと呼ばれるスティーブ・ヴァイを始めとした有名アーティストが多数在籍する時期もありました。

現在はライブ活動に専念する形で活動しており、この活動形態になってから日本にもラウドパークにリンプビズキットとのダブルヘッドライナーとして来日しています。そして今年もラウドパーク2016へ出演しています。

音楽性としては、活動初期からディープパープルのような王道をゆくハードロックスタイルとは違い、ブルース要素などを取り入れた渋く、しっとりとした曲調が特徴となっています。
中心人物であるデイヴィッド・カヴァデールのファッション性もディープパープル時代とは違うものになっており、アメリカでの成功を目標に活動していた時期では髪を金色に染め上げていたりしています。

活動のみを見ればデイヴィッド・カヴァデールのソロ活動としての意向が色濃くみられますが、彼らの残した功績や作品の数々はヘヴィメタルやロックシーンで今でも語り継がれる伝説的なものばかりです。

ヘヴィメタルやハードロックを語るうえで避けては通れないホワイトスネイクという存在。
まだ耳にしたことがないファンの皆さんは要チェックです!

ホワイトスネイク 名盤

フールフォーユアラビング

ホワイトスネイクが1980年にリリースした3作目のアルバムであり、バンド初となるビルボード200へのチャートインを果たした作品。

当時の彼らの音楽スタイルはデイヴィッド・カヴァデールが元々在籍していたディープパープルのようなハードロックとは違い、ブルージーでシリアスなロックを展開していました。

ミッキー・ムーディ、バーニー・マースデンのギタープレイもエモーショナルでグッくるフレーズが多く含まれています。

タイトルトラックとなる1曲目のフールフォーユアラビングはアメリカのチャートで10位に食い込んだアルバム「スリップオブザタング」にリアレンジされたものが収録されています。

複雑なバンド構成ではありますが、ホワイトスネイクとしてのあり方をしっかりと示した作品です。ハードロックファンのみならず、多くのロックファンにオススメできる1枚!

ホワイトスネイクの名盤

サーペンスアルバム-白蛇の紋章-

1987年にリリースされたホワイトスネイクの7作目となるアルバムです。今作はアメリカビルボードチャートにてマイケルジャクソンに次ぐ2位という好成績を残しており、ジャンルを超えた名盤との呼び声も高い作品です。

前作をリリースし、デイヴィッド・カヴァデールが喉のポリープを摘出する手術を受けた後の作品となっていました。
何らかの影響があるとみられていましたが、彼は手術をしたことで喉にこれまで以上に力がついたとコメント。その通り、全編通してこれまで以上にハードロックサウンドを堅持し、さらにアメリカナイズドされた楽曲を展開しています。

ジョンサイクスのギタープレイもひかっており、それまでややマイナーだったサイクスの名を多くのメタルファンに轟かせたといっても良いでしょう。
アメリカでの成功を渇望していた時期の作品で当時のファンからは賛否両論となっていますが、今となっては先述したとおりジャンルを超え時代を代表するアルバムとして多くのファンに支持されています。

ホワイトスネイクの名盤

パープルアルバム

再録ブームといっては何ですが、それに乗っかったとも言える1枚。
但し、そこはカヴァーデイル。彼が在籍していた時期のディープパープル作品をセルフカヴァーしたアルバムとなっています。

「ディープパープルは我々が生んだ音楽へのセレブレーションなんだ」とコメントした今作は、先のような理由も相まって、彼らのファンにとっては興味を抱かざるを得ない内容となっています。

ホワイトスネイクからの解釈がなされたこの「カバーアルバム」はファンからはディープパープルのエッセンスをふんだんに取り込んだホワイトスネイクの新作とも言われるほど、単なるリレコーディングに終らない興味深い内容になっています。

惜しくも亡くなってしまったジョン・ロードへの追悼作品という意味合いも含め、非常に重みのある作品。パープルファミリーを追いかけているファンには様々な感情が湧き出てくる事でしょう。

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民族音楽と北欧デスメタルの融合 アモルフィス

チルドレンオブボドムなどをはじめとし、多くのヘヴィメタルバンドを輩出しているフィンランドで結成されたアモルフィス。

彼らは1990年に結成し、翌年にリリースしたデモテープがデスメタルレーベルとして有名なリラプスレコードの目に留まりデビューしました。

当初はオーセンティックなメロディックデスメタルに実験的な民族音楽の音階を取り入れたスタイルで演奏していましたが、そこからリリースやライブを重ねていくと、実験的に行われていた民族音楽とデスメタルの融合を極めたとも言える「テイルズフロムザサウザンドレイクス」で一気に開花します。
このアルバムは彼ら自身だけでなくデスメタル界でも大きな功績を得た名作として有名です。

通称フォークメタルは歌詞や楽曲、楽器にその土地に根差したものが取り入れられ展開しています。
そのフォークメタルの発展に重要な役割を担ったバンドのひとつがアモルフィスで、他のフォークメタルバンドに比べ非常に高いレベルで民族音楽とヘヴィメタルを融合させたことで各国から高い支持を受けました。もちろん日本のファンも同様です。
通常のヘヴィメタルとは違い、抒情性が強いことなどでヘヴィメタルファンからは敬遠されがちなスタイルですが、目利きの早いファンをはじめとして徐々に拡大されていった人気は、もはやフォークメタルの枠内を飛び越えて語られるバンドになったと言えます。

各国をツアーする中で何度か来日を果たしており、2007年には同郷のチルドレンオブボドムとカップリングツアーで来日、今年のラウドパーク2016へも出演しました。

日本ではあまり目立ったバンドが輩出されず、触れる機会も少ないフォークメタルですがアモルフィスの奏でる音楽性やコンセプト、表現力は他のヘヴィメタルバンドを超越する力を持っています。

フィンランドの冷たい空気と抒情性を運んできてくれる"ヘヴィメタル"、聴いていると頭の中に情景が浮かんできますよ!

スカイフォージャー

スカイフォージャー

アモルフィスが2009年に発表した9作目のアルバム。

ボーカリストのトミ・ヨーツセンが加入してから3作目となった作品で、彼らの追及するフォークメタルサウンドを確立させた重要な一枚。

フィンランドチャートでは1位を獲得するなど、大きな反響もありました。
初期からフィンランドの抒情詩などからインスパイアを受けて制作されてきた彼らですが、今作もフィンランドの抒情詩「カレワラ」の登場人物を意識して作られたものです。前作からの流れを汲むものとなっていますが、前作以上の完成度となっています。

ボーカリスト、トミ・ヨーツセンの邪悪なスクリームと美麗なクリーンボイスが、メランコリックになぞるギターとドラマチックに展開するピアノをはじめとした各パートにうまく溶け込んだスタイルになっています。
デスメタルファンのみならずおすすめしたい1枚!

サークル

サークル

 2013年にリリースされた、アモルフィスの11作目となるアルバムです。

これまでとうって変わって、デスヴォイスを多用し重厚感あふれるアプローチで展開されています。今作もフィンランドではアルバムチャートの1位を獲得しています。

今作から、これまで彼らが描いてきたフィンランドの抒情詩から離れて作詞家であるペッカ・カイヌライという人物が描いたオリジナルストーリーを元にアルバムが作られています。
また、バックも使用する楽器に変化をもたせたりして意欲的なレコーディングが行われていました。

5曲目の"ホープレスデイズ"をはじめとした哀愁漂う空気感に、彼らが活動20年で培ってきた重厚感を強く押し出した演奏が聴き手の心を打ちます。

彼らの新たな可能性をも感じさせる本作は、実験色は薄まって、親しみやすさやとっつきやすさが増えた作品とも言えるのですが、内部の変化が伝わる、いわゆる「響く」アルバムといえるでしょう。

キング・クリムゾン「ライヴ・アット・オルフェウム」

アンダーザレッドクラウド

フィンランドのフォークメタルキングであるアモルフィスが2015年に発表した、12作目で前作のサークルを超える完成度でファンや各方面から大きな評価を受けた至高の一枚です。

これまでの抒情的かつ重厚感あふれるサウンドを保ち、ゲストアーティストを数名迎えて作られた今作は、言うまでもなく彼らの最高傑作ともいえます。

トミ・ヨーツセンの持つ2つの美声と楽器隊の20年の活動で培われた才能あふれる技術力が今作もよどみなく光っています。
女性ボーカリストや元オーペスのドラマーによるパーカッションのゲスト参加により、作品に大きな広がりを持たせ、ストーリー性も合わせてトータルの完成度が増しています。

音楽誌や各方面から高評価を受けた今作は、フィンランドをはじめフォークメタルシーンの躍進を確信させるアルバムになったといえるでしょう。
まだフォークメタルに触れたことのないヘヴィメタルリスナーにはまずこの1枚から、と言っても良い傑作!

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HR/HM 8月のおすすめ盤をまとめました ハードロック/ヘヴィメタル

ナイトウェッシュ おすすめ 名盤

ナイトウィッシュ「エンドレスフォームズモストビューティフル」

元AFTER FOREVERのフロール・ヤンセンが正式加入。そのドラマチェックさがさらに増幅!ターヤ時代の楽曲もこなすフロールのポテンシャルを感じる1枚です。

ストーンフューリーバーンズ おすすめ 名盤

セブンスシール「ブラックドラゴンズアイズ」

イタリアのメロディックパワーメタル。イタリアの女子メタルというとスカイラークが思い出されますが、こちらもッと王道な感じです。

ストーンフューリー おすすめ 名盤

ストーン・フューリー「バーンズライクアスター」

名盤再発。ヴォーカルはレニーウルフ。キングダムカムでも有名ですね。80年代の正統派HR/HMのお手本のような1枚です。ジャケの「雰囲気」もいいなあ。

シンフォニーエックス おすすめ 名盤

シンフォニー・エックス「アンダーワールド」

ダンテの『神曲』にインスパイアされたというコンセプトアルバム。マイケルロメオのキレのあるギターが泣いています。ちなみに音的にはかけ離れていますが、セパルトゥラも『神曲』をテーマにしたアルバムがあります。

サバトン おすすめ 名盤

サバトン「ヒーローズ」

ラウドパークで名を上げたサバトン。あのセットを思い出しながら聴くとまた力強さを感じる事が出来て良いものです。

ヴァンヘイレン おすすめ 名盤

ヴァン・ヘイレン

2013年の来日公演。デイブが歌う80年代往年の名曲たちはやはり感慨深いものがありますね。

ホワイトスネイクパープルアルバム 名盤 おすすめ

ホワイトスネイク「パープルアルバム」

パープル時代の名曲を現WSでカバー!カヴァーデイルなので当たり前なのですが3期4期からセレクトというところもWSファンも嬉しい!

パワーウルフ おすすめ 名盤

パワーウルフ「狂気崇拝」

ドイツのパワーメタル。ヴォーカルが野太い「漢」な感じなのでいわゆる「ジャーマンメタル」を期待すると肩透かし。しかし、それらは全く些細な事と思わせる見事な内容です!コーラスが良いのですよ!!

ハロウィン おすすめ 名盤

ハロウィン「マイ・ゴッド・ギヴン・ライト」

アンディデリス加入後でもかなり人気作になるのでは?それぐらい楽曲も充実していますし、アンディのヴォーカルもパワフルです。