フュージョンの代名詞的作品のひとつでもある77年作品「ヘヴィウェザー」です。
まだ20代半ばのジャコパストリアスの堂々とした弾きっぷり、スリリングないかにもフュージョンな楽曲は勿論、ゴージャスでミステリアスさも感じさせる楽曲も、全て隙無しでカッコイイです!
フュージョンの代名詞的作品のひとつでもある77年作品「ヘヴィウェザー」です。
まだ20代半ばのジャコパストリアスの堂々とした弾きっぷり、スリリングないかにもフュージョンな楽曲は勿論、ゴージャスでミステリアスさも感じさせる楽曲も、全て隙無しでカッコイイです!
オルケスタデラルスのメンバーだったカルロス菅野率いるラテンジャズビッグバンドの通産10作目です。
「ムーンライトセレナーデ」や「夜も昼も」、「茶色の小瓶」などスタンダードジャズをゴージャスなラテンサウンド、ビッグバンドアレンジで聴かせてくれます!
78年にサンバカリオカ名義でリリースされたフュージョン作品です。
野性味あふれるサンバのリズムにしびれる曲や星空が似合うロマンティックな曲など、どの曲も刺激的かつ気品がある素敵な一枚です!
高中正義、坂本龍一、村上PONTA秀一がゲスト参加なのも豪華!
バハマ諸島のスタジオで録音された南国テイストたっぷりのインストミュージック!
ジェットスキーや遊覧船、ダンスパーティーなどのレジャー感、やしの木の下でお昼寝、水平線に沈む夕日を想起させるリラクシンな雰囲気までゴージャスなトロピカルサウンド満載です!
陸サーファーとはサーファーのようなファッションや音楽を聴きながら、海には入りません・・・というような人を言います。そういう人たちに合うBGMって何だろうと考えると、ドライブだったり街を散歩するときにウォークマン(とあえて言います)で聴きたい音楽かなと思ってみたり。
ということで、新旧織り交ぜてセレクトしてみました!
一十三十一
「 パシフィックハイアリューシャンロー 」
個人的丘サーファー的ディーバと言えばこの人!夏や海の爽やかさだけでなく、妖しさをも表現する楽曲と歌唱力に思わずうっとり。
ゴールデンハーフ
「 ゴールデンハーフでーす 」
ハーフの女性のみで結成された70年代を代表する歌謡ユニット。底抜けに明るい楽曲とどこーか浮気なムードが海の景色にぴったり嵌るはず!
角松敏生
「 シーブリーズ 」
海の香すら漂ってきそうなジャケット通り、風通しの良いファンキーでブリージンなサウンド!一曲目から体を動かしてダンスしましょう!
吉田政美
「 マイチューンマイターン 」
さだまさしとデュオを組んでいた男の新境地はボッサやサンバなどから影響を受けた避暑地のAORサウンド!亜熱帯の風を感じて!
ホールドアップ
「 島まで10マイル 」
大瀧詠一や細野晴臣も携わった丘サーファー必携の隠れ名盤。トロピカルな南国サウンドはティンパンサウンドにも通ずる高揚感が!
ジャンクフジヤマ
「 風街ドライブ 」
若手シティポップスシンガーのホープと言われる所以は熱い歌唱スタイルと山下達郎以上に爽やかな楽曲にあり!夏のドライブのお供に是非!
ケン田村
「 ライトエース 」
LAで録音されたデビュー作は西海岸の空気をそのままパッケージングしたような清涼感が眩しいAOR!冒頭のギターの音の爽やかさったら!
ブレッド&バター
「 バーベキュー 」
サーファーの聖地、湘南育ちの兄弟ユニット!ヒッピー的な開放感に溢れたサウンドはソウルやフォークの影響も感じるプレAOR的傑作!
村田和人
「 ひとかけらの夏 」
冒頭の一曲目から心を鷲掴みにする、タイトル通りのサマー・ブリーズ・チューン!山下達郎人脈ということもありポップセンスは抜群です!
山下達郎
「 フォーユー 」
誰もが認める、陸サーファー的珠玉の傑作!キレれの良いカッティングにグルーヴィーなリズムは広がる青空を想起させ、まさに夏!
ミルキーウェイ
「 サマータイムラブソング 」
ソフトロックやAORへの憧憬をそのまま表現した隠れ名盤!初期松下誠のクールながら温かみのあるサウンドは避暑地のムードにぴったり!
伊藤銀次
「 デッドリィドライブ 」
アメリカン・ポップスを下敷きに豪華なメンバーと作り上げた楽曲ははっぴいえんどをよりアーバンにしたような夏の小旅行にぴったりのサウンドに!
かんせつかず
「 ひとりぼっちの音楽会 」
シュガー・ベイブも在籍した風都市所属のSSW。柔らかい日差しに包まれた音は日本のバーバンク・サウンドとも言える出色の出来!
ネバーヤングビーチ
「 ヤシノキハウス 」
はっぴいえんどなど70年代ロックへ敬意を払いながら、それを現代風にアップデートしたサウンドは気怠い夏を描いた、情感豊かな出来!
ジンタナ&エメラルズ
「 デスティニー 」
オールディーズを現代に甦らせるネオ・ドゥーワップ・バンド!50年代の西海岸へレイドバックしてしまう、ドリーミーなサウンドが見事です……!
オリジナルラブ
「 風の歌を聴け 」
ラテンなど異国の要素を取り入れながら、根底に流れるのは田島印のソウルフルなサウンド!最後の「朝日のあたる道」まで突き抜ける風の歌!
UA
「 イレブン 」
大沢伸一など当時気鋭のプロデューサーが楽曲を提供したアルバムは海や森など大自然の元へ聴き手を導くような情熱的で抱擁感のある作品!
ピコ
「 abc・ピコファースト 」
プレ・渋谷系とも称される早すぎたおしゃれポップス!極彩色のメロディとピコの幼気なボーカルはどこかへ行きたくなるようなサウンド!
風
「 海風 」
フォーキーな雰囲気を孕みながら、西海岸的な要素を取り入れた音は初期ユーミン的な色彩も!現シティポップスに至る道筋を描いた名盤です!
カジヒデキ
「 ミニスカート 」
日曜の昼下がりのような雰囲気に包まれたカジヒデキのデビュー作。後のキャリアにも続いていくような甘酸っぱいサウンドが琴線に触れる!
フィッシュマンズ
「 空中キャンプ 」
現行のアーティストにも影響を与える彼らの最高傑作。浮遊感溢れるVoと深みのあるメロディは喜怒哀楽や様々な景色を聴き手に残す音の宇宙!
丘蒸汽
「 のすたるじあ 」
和アシッドフォーク/ソフトロックの隠れ名盤!万華鏡を覗いた時のような奇天烈な曲は居場所が違うような奇妙な揺らぎが心地よい仕上がり!
久保田真琴と夕焼け楽団
「 ハワイ・チャンプルー 」
ハワイアンなど熱帯・亜熱帯地域の音とアメリカンポップスを取り入れながら、それを日本のポップスとして昇華させた、「夏」の名盤です!
岡村靖幸
「 家庭教師 」
和製プリンスという肩書きなんのその、日本ポップス史に残る最高にグルーヴィンな傑作。岡村ちゃんの節回し一つ一つにポップスの真髄が!
ここで紹介していないアーティストやアルバムも、もちろんレンタルできます!
TOTOのドラマーとしても有名ですが、70年代・80年代は数多くのセッションに参加し、そのドラミングでファンのみならずミュージシャン仲間をも魅了してきました。
彼の叩く「歌うドラム」は本当に色々なミュージシャンに愛され、ジェフのドラムだと認識せずに聴いている楽曲もかなり多いことでしょう。
ハーフ・タイム・シャッフルを永遠に!
ダリルホールとジョンオーツ「裏通りの魔女」
ふたりのソウル趣味が良い具合に70年代のロックサウンドと融合して来る80年代に期待をかけたくなる思いに満ちた70年代H&Oの傑作! ちなみにTOTO結成前のジェフポーカロを聴けます。
エタジェイムス「DEEP IN THE NIGHT」
ラリーカールトンとTOTOのメンバーで作られたアルバムですが、エタのブルース/ソウルシンガーとしてのヴォーカリゼイションは失われておらず、バックとのグル ーヴも結構マッチしています。 良い意味で期待を裏切られる1枚ではないでしょうか?
トミーボーリン「ティーザー」
ディープパープルに加入したがゆえに評価が固まったまま時間の過ぎていったかわいそうな人ですが、こういったソロアルバムを聴くと彼のギタリストとしての作品をもっともっと聴きたかったと実感します。
この作品を聴くとジェフベック並みにフリークスが居てもいいのでは?と思わせられますよ。
アレサ・フランクリン「想い出の旅路」
ジョージベンソンのデュエットで有名なこのアルバムはフュージョン風アレンジで固められており、こてこてソウルの女王という見識をひっくり返すかもしれない内容になっています。 アレサも含め、超一流のジャムセッションが楽しめます。
ランディ・グッドラム「フールズ・パラダイス」
70年代アメリカ、AORサウンド立役者でもあるTOTOファミリーでバックを固めた隠れ名盤。 瑞々しいコーラースワークとメロディーが胸を打ちます。
ヴァレリー・カーター「愛はすぐそばに」
ローウェルジョージも参加した「あの頃の」アメリカンテイスト溢れるアルバム。 自由自在なヴォーカルワークがじわじわ来ます!
ビル・チャンプリン「独身貴族」
シカゴでのヴォーカルワークが知られる彼ですが、デビッドフォスタープロデュースの元、なかなかファンキーなアルバムを作っています。 LAの風が吹いてきそう!?
ジムメッシーナ「メッシーナ」
鮮やかなメロディーラインにコーラスワークはさすがと思わせるセカンドアルバム。 ラテンテイストも取り入れた鮮やかな1枚です。
ここで紹介していないアーティストも、もちろんレンタルできます!
店内のジェフポーカロ特集も大変好評です!
J-POPのカバー集ですが、アコースティックを基調に「あの声」でカバーしているとなると、やはり他のカバーアルバムとは違った個性で楽しませてくれるという予想を裏切らない1枚。
1年間の移ろいをテーマに選曲されていて、それぞれの季節に合った名曲たちがセレクトされています。
南野陽子の「はなしかけたかった」、松田聖子の「白いパラソル」、榊原郁恵の「 夏のお嬢さん」、プリンセスプリンセスの「世界でいちばん熱い夏」など。
アラフォー世代はそろそろ涙腺も緩んでいるでしょうから、懐かしさも手伝って涙とお酒が進む事でしょう・・・。
「思い出のアルバム」とか幼稚園で歌った記憶が甦りました。
K2の70年代隠れ名盤コーナーでも隠れ人気のスティーブグッドマン。
いわゆるフォークロック、カントリーロックなアメリカンミュージックです。
この「サムバディ・エルスズ・トラブルズ」にはボブディランが変名で参加していたり、デヴィッド・ブロムバーグの名前も見えたりとミュージシャンズミュージシャンであることが判りますね。
軽快なテンポのカントリーロックにはさまれるスライドギターがまた気持ちいいのです。
セロニアスモンクはソロ作品がなにかと話題になりますが、このトリオ編成のアルバムもなかなかです。
変人だとか、ユニークだとかそういうのはがちがちのジャズマナーに則って考えるからそうなるのであって、特に多種多様な音楽が出てきた今聴くと普通に心地よく、たまにフックがあって(いわゆるユニークなところ?)、なんならピアノジャズのお手本のひとつとしても良いかもしれないぐらいです。
このアルバムはアートブレイキーがドラムをたたいているのですが、ジャズメッセンジャーズのパワフルで煽りまくるドラミングとはまったく違い、モンクのピアノを際立たせる裏方に徹しています。
アートブレイキーマニアな方なら、ニヤっとするフレーズも盛り込まれているかもしれません。
なんならジャズに興味の無い人が、聴き始めに聴くのが良いかもしれません。
変人はこんな優しい音は出せません。だから、ちょっとセンチな空間になるかもしれませんが・・・。春を待ちながら聴きましょう。
70年代のプログレッシブロック路線から80年代を迎えるにあたりポップな方向性も取り入れて転機となった作品です。
コンセプトアルバムではありませんが、ジャケットの雰囲気、シンセサイザーの音色、冒頭とラストが繋がっていくようなアルバム構成はちょっとした映画を見てるような感覚です。
個人的には「銀河鉄道の夜」的な感じ。
お気に入りのヘッドフォンで夜空を見上げながら聴くと気持ちいいような気がします。